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海外競馬ニュース
2013年05月16日  - No.20 - 1

アニマルキングダム、クイーンアンS(G1)へ(イギリス)[その他]


 ドバイワールドカップ(G1)優勝馬アニマルキングダム(Animal Kingdom)を管理するグラハム・モーション(Graham Motion)調教師は、今週アスコット競馬場のコースを歩いた後に、ロイヤルアスコット開催の6月18日のオープニングを飾るマイル競走を、ケンタッキー産馬アニマルキングダムのキャリア最後のターゲットにすることを決定した。

 英国ケンブリッジ出身のモーション調教師は次のように語った。「私たちはクイーンアンS(G1)かプリンスオブウェールズS(G1)のどちらに出走させるかについて話し合って来ました。しかし、コースを歩いた後に、マイル競走のクイーンアンSがさまざまな理由からこの馬に相応しいと感じました。プリンスオブウェールズSを検討していたのは、ケンタッキーダービー(G1)やドバイワールドカップと同じ2000mという理由からだけでした」。

 「オーナーたち(アローフィールド牧場、モハメド殿下、チームヴェイラーインターナショナル社)はアニマルキングダムのマイルでの優勝を望んでいます。私は起伏のあるコースのアスコット競馬場が同馬のスタミナを発揮させる過酷なテストになると考えています」。

 「アスコット競馬場のマイル競走は、コースのレイアウトから米国の1800m競走に似ています。アニマルキングダムがこの時期に米国で走るのであれば、おそらく1800m競走に出走させていたでしょう。ドバイ遠征後、馬をリフレッシュさせたので、クイーンアンSは調教スケジュールにうまく合います」。

 アニマルキングダムは2000mのケンタッキーダービーもドバイワールドカップも制している。マイル競走では、8ヵ月の休み明けに出走した2012年のBCマイル(G1 芝)でワイズダン(Wise Dan)の2着に食い込んでいる。

By Blood-Horse Staff

[bloodhorse.com 2013年5月10日「Animal Kingdom Confirmed for Queen Anne」]


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