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海外競馬ニュース
2017年07月13日  - No.27 - 3

韓国が種牡馬アーチアーチアーチとティズウェイを購買(韓国)[生産]


 スペンドスリフトファーム(Spendthrift Farm)は6月28日、韓国がG1馬のアーチアーチアーチ(Archarcharch 父アーチ)とティズウェイ(Tizway 父ティズナウ)を購買したと発表した。

 この取引をまとめたエージェント(馬売買仲介者)のジュン・パク(Jun Park)氏は、「韓国は、国内の生産プログラムを改善するチャンスを常に探し求めています。これらの種牡馬が加わることにより、韓国の種牡馬群は強化されます。この2頭を韓国の生産者に提供できることを嬉しく思います」と語った。

 スペンドスリフトファームのネッド・トッフィー(Ned Toffey)場長は、「一年のこの時期にエージェントが供用できそうな種牡馬について問い合わせてくるのは、よくある慣習です。2頭はこの取引の前に他の馬主に紹介されていたのですが、合意に至りませんでした」と語った。

 この売却契約においては、新しい馬主がこれらの種牡馬を売却しようとする場合の優先交渉権がスペンドスリフトファームにある。さらに、アーチアーチアーチとティズナウが種牡馬生活を終えたときには米国に帰国させることも条件に含まれている。

 アーカンソーダービー(G1)優勝馬のアーチアーチアーチは9頭のブラックタイプ競走勝馬を送り出している。その中には、G1・2着馬でG3優勝馬のトウズオンアイス(Toews On Ice)がいる。アーチアーチアーチの今年の種付料は6,000ドル(約69万円)であった。

 2011年ホイットニーH(G1)とメトロポリタンH(G1)を制したティズウェイも9頭のブラックタイプ競走勝馬を出している。その中には、G1・2着馬でステークス勝馬のコーステッド(Coasted)や、カナダで数回ステークス競走を制したティズイマジナリー(Tiz Imaginary)がいる。ティズウェイの今年の種付料は7,500ドル(約86万円)であった(訳注:ティズウェイは2009年ジャパンカップダートに出走したが、12着に終わった)。

By Eric Mitchell

(1ドル=約115円)

[bloodhorse.com 2017年6月28日「Archarcharch, Tizway to South Korea」]


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