2018年5月13日(日)〜17日(木)に韓国・ソウルで、第37回アジア競馬会議(ARC)韓国・ソウル大会が開催されました。
※ 第37回ARC韓国・ソウル大会ウェブサイト https://www.arcseoul2018.com/ (掲載終了)
※ 主催団体: 韓国馬事会(Korea Racing Authority)
http://www.kra.co.kr/globalEn/main.do (メイン)
http://race.kra.co.kr/globalEn/main.do (競走)
詳細については、以下をご覧ください。
1.アジア競馬連盟
2.会議全体日程
3.全体会議内容
4.公式イベント
歴史
アジア競馬会議(ARC: Asian Racing Conference)は1960年に日本中央競馬会とラングーンターフクラブの提唱により設立され、同5月に東京において、69名の参加者を得て第1回目の会議が開催されました。その後、2001年の第28回アジア競馬会議において、アジア競馬連盟(ARF: Asian Racing Federation)が設立され、アジア競馬会議はその機関会議となりました。
最近の会議は、マカオ(1999年)、シンガポール/マレーシア(2000年)、タイ(2001年)、ニュージーランド(2003年)、韓国・ソウル(2005年)、アラブ首長国連邦・ドバイ(2007年)、日本・東京(2008年)、オーストラリア・シドニー(2010年)、トルコ・イスタンブール(2012)、香港(2014年)、インド・ムンバイ(2016年)で開催され、2018年に韓国・ソウルで開催されました。第38回ARCは、2020年2月に南アフリカ・ケープタウンで行われる予定です。
アジア競馬連盟は、オーストラリア、バーレーン、香港、インド、日本、韓国、マカオ、マレーシア、モーリシャス、ニュージーランド、オマーン、パキスタン、フィリピン、カタール、サウジアラビア、シンガポール、南アフリカ、タイ、トルコ、ベトナム、アラブ首長国連邦、モンゴル(准加盟)、中国(アフィリエイトメンバー)、インドネシア(アフィリエイトメンバー)、イラン(アフィリエイトメンバー)、クウェート(アフィリエイトメンバー)、トルクメニスタン(アフィリエイトメンバー)の計27カ国・地域とから構成されています。
アジア競馬連盟の目的
定期的な会議及び加盟国間のその他の競馬交流を通じて、親善と相互理解を達成し促進すること
連盟が適切であると考え、かつすべての既存の法律、規則及び規定に従う手段によって、競馬及び生産の振興を図り、その完全性と威信を推進すること
競馬の発展を支援するために、差別することなく、競馬団体間で相互に有益な目的及び戦略を奨励し構築すること
競馬に関連する事項について構想及び情報を交換すること
条件が許せば、騎手及び馬のために国際競走を奨励、促進及び支援すること
※アジア競馬連盟(ARF)のウェブサイト: http://www.asianracing.org/
2.会議全体日程
※ 全体日程PDF版ダウンロード(110kb)
会場: コエックス(COEX : Convention and Exhibition Center)
1日目:5月15日(火)
本セッション1: アジアの時代と競馬
本セッション2: 競馬というグローバルブランド
本セッション3: 新規ファンの獲得とファン層拡大
本セッション4: エリート騎手 - スポーツ医学の視点と職業訓練の上級特別クラス
2日目:5月16日(水)
本セッション5: グローバル賭事リーダー、現在の戦略と機会
本セッション6: スポーツと競馬の公正確保詳細調査
本セッション7: 競馬とポップカルチャー
本セッション8: 遺伝子ドーピングと診療ルール
3日目:5月17日(木)
本セッション9: 馬の福祉
本セッション10: 違法賭事とマネーロンダリング
本セッション11: 競馬産業の紹介(イラン、マカオ、南アフリカ)
本セッション12: 競馬場の運営と安全性
5月13日(日): 競馬観戦(コリアダービー、ARF記念競走)(場所:ソウル競馬場)
5月14日(月): 開会式、歓迎夕食会(場所:コエックス(COEX))
5月16日(水): コリアカルチャーナイト(場所:東大門デザインプラザ(DDP))
5月17日(木): 閉会式、送別夕食会(場所:グランドインターコンチネンタル・ソウル・パルナス)
※第38回アジア競馬会議は、2020年2月に南アフリカ・ケープタウンで行われる予定です。