2020年2月18日(火)〜23日(日)に南アフリカ・ケープタウンで、第38回アジア競馬会議(ARC)南アフリカ・ケープタウン大会が開催されました。
※ 第38回ARC南アフリカ・ケープタウン大会ウェブサイト http://www.arcsa2020.com/
詳細については、以下をご覧ください。
1.アジア競馬連盟
2.会議全体日程
3.全体会議内容
4.公式イベント
歴史
アジア競馬会議(ARC: Asian Racing Conference)は1960年に日本中央競馬会とラングーンターフクラブの提唱により設立され、同5月に東京において、69名の参加者を得て第1回目の会議が開催されました。その後、2001年の第28回アジア競馬会議において、アジア競馬連盟(ARF: Asian Racing Federation)が設立され、アジア競馬会議はその機関会議となりました。
最近の会議は、マカオ(1999年)、シンガポール/マレーシア(2000年)、タイ(2001年)、ニュージーランド(2003年)、韓国・ソウル(2005年)、アラブ首長国連邦・ドバイ(2007年)、日本・東京(2008年)、オーストラリア・シドニー(2010年)、トルコ・イスタンブール(2012)、香港(2014年)、インド・ムンバイ(2016年)、韓国・ソウル(2018年)で開催され、2020年に南アフリカ・ケープタウンで開催されました。第39回ARCは、2022年2月にオーストラリア・メルボルンで行われる予定です。
アジア競馬連盟は、オーストラリア、バーレーン、香港、インド、日本、韓国、マカオ、マレーシア、モーリシャス、ニュージーランド、オマーン、パキスタン、フィリピン、カタール、サウジアラビア、シンガポール、南アフリカ、タイ、トルコ、ベトナム、アラブ首長国連邦、モンゴル(准加盟)、中国(アフィリエイトメンバー)、インドネシア(アフィリエイトメンバー)、イラン(アフィリエイトメンバー)、クウェート(アフィリエイトメンバー)、トルクメニスタン(アフィリエイトメンバー)の計27カ国・地域とから構成されています。
アジア競馬連盟の目的
定期的な会議及び加盟国間のその他の競馬交流を通じて、親善と相互理解を達成し促進すること
連盟が適切であると考え、かつすべての既存の法律、規則及び規定に従う手段によって、競馬及び生産の振興を図り、その完全性と威信を推進すること
競馬の発展を支援するために、差別することなく、競馬団体間で相互に有益な目的及び戦略を奨励し構築すること
競馬に関連する事項について構想及び情報を交換すること
条件が許せば、騎手及び馬のために国際競走を奨励、促進及び支援すること
※アジア競馬連盟(ARF)のウェブサイト: http://www.asianracing.org/
会場: ケープタウン国際会議場 CTICC 2
1日目:2月19日(水)
本セッション1: 賭事とデジタル化
本セッション2: 革新的なレースコンセプトの模索
本セッション3: メディア、マーケティング、データ、スポンサーシップを通じたファンとの関係構築
2日目:2月20日(木)
本セッション4: 競馬における公正の確保
本セッション5: 競馬の公正性と政府との関係構築に向けて:反違法賭事タスクフォース
本セッション6: 競馬場と競馬、そしてコミュニティ
本セッション7: 競馬の主役たちの福祉の確保
3日目:2月21日(金)
本セッション8: 競走馬の福祉
本セッション9: 利害関係者としての政府との関係構築
本セッション10: アジア地域の主な発展と現在の戦略
本セッション11: 競走馬の国際間移動の促進
2月18日(火): 開会式、歓迎夕食会(場所:CTICC 2 ホール 5, 6)
2月20日(木): 南アフリカ・カルチャーイブニング(場所:カーステンボッシュ国立植物園内 レストラン「モヨ」)
2月21日(金): 閉会式、送別夕食会(場所:CTICC 2 ホール 5, 6)
2月22日(土): 競馬観戦(ARF記念ケープ・ダービー)(場所:ケニルワース競馬場)
※第39回アジア競馬会議は、2023年2月にオーストラリア・メルボルンで行われる予定です。