イギリスの競馬場



ロンドン周辺
  • 【A】 アスコット競馬場<日程>
  • 【B】 エプソム競馬場 <日程>
  • 【C】 ウィンザー競馬場 <日程>
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  • アスコット競馬場の紹介


    写真協力:Ascot Racecourse

    ●競馬場の概要
    英国の王室が所有することで有名なアスコット競馬場は1711年に設立されました。ある日乗馬を楽しんでいたアン女王(1665〜1714)は、ウィンザー城からそれほど遠くない場所に馬が全力で走れる最適な荒野を発見し、競馬場としての将来性を見出したのです。

    最初のレースは1711年8月11日に開催されました。初のレースとなった"女王陛下プレート"は、賞金総額100ギニーで、6歳以上、牝馬およびせん馬でも出場でき、7頭が出走しました。 1939年まで、アスコット競馬場で開催されるレースは"ロイヤル・ミーティング"の4日間だけでした。このロイヤル・ミーティングこそが、英国で最も人気のある開催であるロイヤルアスコットの前身です。5日間にわたって8つのG1競走を施行するロイヤルアスコットは、開催を通じて計30万人もの観客を集めます。

    1965年にはナショナル・ハント・レース(障害競走)も開催されるようになり、以降レースの数は徐々に増えていきました。 今日、アスコット競馬場では年間を通じて26日レースを開催しています。5月から10月にかけて、平地競走が開催され、11月から4月にかけては障害競走が開催されています。

    ●競馬場への行き方
    Reading駅とロンドンのWaterloo駅からはAscot駅まで頻繁に列車が運行しています。Reading駅からAscotまでは27分、Waterlooー駅からは52分です。また、Gilfordからも定期便が運行しています。駅から競馬場までは徒歩7分です。

    アスコットまでの詳しい列車情報に関しては、ナショナル・レール(URL: http://www.nationalrail.co.uk/、TEL:+44 (0) 8457-484950)にお問い合わせください。

    ●コース
    メインのトラックは14ハロン(約3,000m)の三角形の右回りコースで、直線距離は2.5ハロン(約500m)、ほかに直線の1,600mコースと障害レースに使われるナショナルハントコースがあります。

    ●場内および近隣の施設
    2004年から約2年かけて2億ポンドをかけた大幅なグランドスタンドの改修工事が行われました。新スタンドは、広い観戦席と247部屋ものプライベートボックスが備えられていて、グランドスタンドの中心に設計された新しいパドックは、8,000人を収容できる大きさです。
    場内のいたるところにトートの馬券を販売しているキオスクがあります。またスタンド前のベッティングリングには、たくさんのブックメーカーのスタンドが並んでいます。
    その他に、グランドスタンドには、アスコットショップ(Ascot Shop)という土産物店があり、アスコット関連グッズを販売しています。また、開催日には場内でコンサート等の様々な催し物が行われています。

    ●開催日程
    アスコット競馬場ではトップクラスの平地競走と障害競走が年間26日開催されます。

    ●主要競走
    6月に開催されるロイヤルアスコットは、伝統的様式に裏打ちされた英国で最も重要な開催で、5日間にわたってG18競走を含む18の重賞競走が施行されます。その他には、7月にキング・ジョージ6世&anp;クィーン・エリザベス・ステークスが施行されるキング・ジョージ・ウィーケンド開催があります。また10月には英国の平地シーズンを締めくくるチャンピオンズSが施行される英国で最も高額な開催のチャンピオンズ・デーがあります(カタールの投資会社キプコがスポンサー)。

    ●施行時間
    競馬場の開門はロイヤルアスコット開催時が10時30分、障害シーズンは10時45分、平地シーズンは11時です。閉門は冬が4時頃、夏が6時30分頃です。第1レースの発走時刻は、冬が12時50分頃、夏が2時30分頃となっています。1日6〜7レースが行われます。

    ●入場料
    入場料は開催日によって変わりますが、ロイヤルアスコット以外の通常開催においては、2種類のチケットを販売しています。1つはプレミア・アドミッションで、トラックを見渡すことができるスタンド4階にて、ゆったりとしたエレガントな空間で競馬を観戦することができます。もう一つは、グランドスタンド・アドミッションで、スタンド1階に位置するエリアです。なお、18歳以下の子供の入場料は無料です。

    ロイヤルアスコット開催時は、3つの観戦エリアがあります。1つはロイヤル・エンクロージャーで、基本的にメンバーや招待者限定の特別エリアですが、ロイヤル・エンクロージャー内の中にはメンバー以外でも利用できる席や施設もあります。2つめは、グランドスタンド・アドミッションで、一般ファン向けの特別エリアです。3つ目がシルバーリングで、トラック横の芝生にてレースを観戦できるレースを間近で見られ、手頃な価格で利用できます。ロイヤル・エンクロージャー以外の2つのエリアについては、18歳以下の子供の入場が無料です。競馬場のウェブサイトから各種チケットやプライベートボックスの予約が可能です。

    それぞれのエリアに適したドレスコードがありますので、詳細はアスコット競馬場のHPをご覧ください。

    ●馬券
    馬券一覧はこちら


    ●問い合わせ先

    アスコット競馬場
    住所:Ticket Sales and General Enquiries, Ascot Racecourse, Ascot, Berkshire, SL5 7JX, UK
    電話:+44 (0) 844 346 3000
    Eメール: enquiries@ascot.co.uk
    URL:http://www.ascot.co.uk
    Facebook:https://www.facebook.com/AscotRacecourse
    Twitter:https://twitter.com/Ascot

    2017年7月更新のデータです。



    エプソム競馬場の紹介

    ●競馬場の概要
    エプソム・ダウンズ競馬場は1661年に設立され、この年に最初のレースがおこなわれたと記録されています。

    その後1779年の夏に、第12代ダービー伯爵が自分と友人たちの3歳の牝馬を競走させる1.5マイルのレースを開催し、このレースは伯爵の所有地の名にちなんでオークスと名付けられました。レースは大成功を収めたので、翌年1780年には3歳牡馬と牝馬両者が走れるレースが開催され、これが世界初の"ダービー"となったのです。

    夏のレースはダービー・デーと共に始まり、たくさんの観客が歴史あるこのレースを祝うためにエプソム・ダウンズに集まります。現在では、オークスの開催されるレディース・デーおよびダービー・デーを合せて2日間のダービー・フェスティバル開催としています。
    ジョッキークラブ競馬場社所有の競馬場の1つです。

    ●競馬場への行き方
    ロンドンのWaterloo 駅かVictoria駅から列車に乗り Epsom Downs駅で下車し、タクシーもしくはバスで10分ほどです。Tattenham Corner Station駅からは競馬場までは徒歩で1/2マイルの距離です。

    ●コース
    レースコースは馬蹄形をしており、1マイル4ハロンの左回りの芝コース。 ダービーはコースの最奥からのスタートで、バックストレッチは登り、やがて平坦、そして最終コーナーまで下り、直線に入って600mはゴールまで上り坂となります。

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    ●場内および近隣の施設
    エプソム競馬場には、クイーンズ・スタンドとダッチェス・スタンドの2つのスタンドがあり、ダービー・フェスティバル以外の開催日には、来場者は2つのスタンドを自由に行き来することができます。ダービー・フェスティバル開催は、両スタンドの席は全て予約席となります。スタンド席以外にも、馬場沿いのエリアや、内馬場にエンクロージャーが設けられます。全ての開催日のチケットはエプソム競馬場公式ウェブサイト上で購入することができます。ダービー・デーのドレスコードについては、ホームページでご確認ください。

    また、場内には、バーやファーストフードからコース料理を提供するレストランまで数多くあり、馬券もブックメーカー・リングをはじめとして、場内の至るところで購入することができます。

    ●主要競走
    230年以上の歴史を誇るエプソムダービーとオークスで、いずれも6月初旬に開催されます。

    ●施行時間
    通常は、昼前に開門し4時頃までレースがありますが、ダービー・フェスティバル開催は、午前10時〜10時30分頃に開門し、メインレースは午後2時頃に発走となります。夏場(7月)には夜間競馬が開催され、午後4時頃に開門し、最終レースは午後9時ごろです。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    エプソム・ダウンズ競馬場
    住所:Epsom Downs Racecourse, Epsom Downs, Surrey, KT18 5LQ, UK
    電話:+44 1372 470047
    Fax:+44 1372 748253
    URL:http://epsom.thejockeyclub.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/EpsomDownsRacecourse
    Twitter:https://twitter.com/EpsomRacecourse

    2017年7月更新のデータです。



    ウィンザー競馬場の紹介

    ●競馬場の概要
    ロイヤル・ウィンザー競馬場で最初のレースが開催されたのは1866年です。この近辺で開催されたスポーツ競技の歴史はヘンリー8世の時代まで遡ることができます。

    ウィンザー市の中心に近い165エーカーの敷地を擁するロイヤル・ウィンザー競馬場は、バークシャー州の美しい田園地方にあります。競馬場の横をテムズ川が流れ、森の向こうにはウィンザー城を望みます。

    4月から10月の間に27日間の平地競走が開催され、春から夏の終わりにかけては毎週月曜日に夜間競馬が開催されます。
    アリーナ・レーシング社が所有する競馬場の1つです。

    ●競馬場への行き方
    電車で行く場合は、ロンドンのPaddington駅またはWaterloo駅から乗車して、Windsor駅、Eton Central駅、Windsor & Eton Riverside駅、または Slough駅下車。そこからFrench Brothers社のRiverbus(船)で競馬場まで約10分です。各駅からは競馬場まではタクシーも利用できます。

    ●コース
    トラックは国内で唯一の8の字型のフラットコースです。急なコーナーはスタミナよりもスピードを重視するコースとなっていますが、約5ハロンあるホームストレッチによりこの効果は多少相殺されます。 1周距離は2,500m、完全なフラットコースで、ゴール前の直線は約1,000mです。

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    ●場内および近隣の施設
    場内には3種類の観戦エリアがあります。

    Club Enclosure、Grandstand EnclosureそしてSilver Ring(5月〜8月までの期間のみ)です。

    1つ目のClub Enclosureはゴール目の前の観戦エリアで、コースを全体見渡すことができる特別なエリアです。レース映像を見る巨大スクリーンもあります。ジーンズ、トレーナー、Tシャツ、短パン等の服装は禁止です。2つ目のGrandstand Enclosureはゴールから700m、3つ目のSilver Ringは1,400mほど離れたところに位置する観戦エリアで、どちらもドレスコードはありません。全ての観戦エリアに、トート発売所、ブックメーカー、飲食店、バー等があり、快適に競馬を楽しむことができます。全てのチケットはオンラインで購入できます。なお18才以下の子供の入場は無料です。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    ロイヤル・ウィンザー競馬場
    住所:Royal Windsor Racecourse, Maidenhead Road, Windsor, Berkshire, SL4 5JJ, UK
    電話:+44 1753 498400
    FAX:+44 1753 830156
    E-mail: office@windsor-racecourse.co.uk
    URL:http://www.windsor-racecourse.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/RoyalWindsorRacecourse
    Twitter:https://twitter.com/WindsorRaces

    2017年7月更新のデータです。



    サンダウン競馬場の紹介

    ●競馬場の概要
    1870年に公園として利用されていた土地が売りに出され、サンダウン競馬場の建設が決まりました。同競馬場は英国で完全に囲いが付けられた最初の競馬場です。

    最初の催しは1875年4月に開催され、これは現在もBet 365ジャンプ・フィナーレ(前のウィットブレッド・ゴールドカップ・ミーティング)として残っています。

    1886年には10ハロンで競う第1回エクリプスSを開催しました。この競走はその時代のダービー賞金の2倍以上に相当する1万ポンドを提供したので、サンダウン競馬場は英国の他の競馬場を超える存在になりました。

    また、1947年には初めてBBCで競馬実況中継の舞台となり、再び記録にその名を刻みました。

    ジョッキークラブ競馬場社所有の競馬場の1つです。

    ●競馬場への行き方
    ロンドンのWaterloo駅からEasher駅までは列車で約25分です。Easher駅から競馬場までは徒歩10分ほどで、開催日にはEasher駅から競馬場までのミニバス送迎サービスがあります。

    ●コース
    1周1マイル5ハロン(2,660m)の右回り芝の楕円形コースです。ラウンドコースの中央に直線コースがあり1,000mのレースに使用されています。 最終コーナーからゴールまでは900mの上り勾配があります。

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    ●主要競走
    障害競馬シーズン11月のBet365ジャンプ・フィナーレ、および平地シーズン7月のコーラル・エクリプス・デーに施行されるG1エクリプスSです。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    サンダウン競馬場
    住所:Sandown Park Racecourse, Portsmouth Road, Esher, Surrey, KT10 9AJ, UK
    電話:+44 1372 46 43 48
    FAX:+44 1372 46 13 34
    URL:https://www.thejockeyclub.co.uk/sandown/
    Facebook:https://www.facebook.com/sandownpark
    Twitter:https://twitter.com/sandownpark/

    2017年7月更新のデータです。



    リングフィールド競馬場競馬場の紹介

    ●競馬場の概要
    リングフィールドパーク競馬場は、障害競走の競馬場として1890年にオープンしました。

    1932年には、のちにエプソムへの登竜門の一つして知られるようになるDerby Trial Sが初めて開催されました。また、1998年には、ヨーロッパで最も重要なオールウェザー競走の1つとして知られるウィンター・ダービー(G3)も始まりました。

    リングフィールドパーク競馬場では、芝コースで行なわれる平地競走や障害競走の他に、300万ポンドをかけて新設された全天候型のポリトラックでのレースが楽しめます。年間を通じて合計90以上の開催日があります。

    アリーナ・レーシング社が所有する競馬場の1つです。

    ●競馬場への行き方
    リングフィールド競馬場はロンドンのほぼ南27マイルにあります。
    Victoria駅およびLondon Bridge駅からLingfield Park駅までは約45分かかります。駅からリングフィールド競馬場までは徒歩5分です。

    ●コース
    芝コースと全天候型ポリトラック(Polytrack)コースがあります。

    リングフィールド競馬場は1989年にコースにエクイトラック(Equitrack)を敷設し、全天候型馬場を敷設した英国初の競馬場となりました。その後2001年にポリトラックに張り換えられ、この馬場は調教師や馬主をはじめとする関係者からも好評を得ています。

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    ●場内および近隣の施設
    スタンド内にはコースを見渡せるレストランをはじめとして、バー、ビアホール、シャンペンバー等の飲食設備があります。入場料を支払えば、場内のファンエリアはすべて自由に行き来することができますが、開催日毎にも様々なパッケージを提供していますので、詳細はホームページをご覧ください。

    ●主要競走
    3月のWinter Derby(オールウェザー、G3)およびダービーの前哨戦である5月のDerby Trial Sが主要競走です。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    リングフィールドパーク競馬場
    住所: Lingfield Park Racecourse, Racecourse Road, Lingfield, Surrey, RH7 6PQ, UK
    電話:+44 1342 834800
    Eメール:info@lingfieldpark.co.uk
    URL:http://www.lingfield-racecourse.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/LingfieldPark
    Twitter:https://twitter.com/lingfieldpark

    2017年7月更新のデータです。



    ケンプトンパーク競馬場の紹介


    写真協力:Kepmton Park Racecourse, Racecourse Holdings Trust

    ●競馬場の概要
    ケンプトンパーク競馬場は、19世紀の実業家でありトーリー党の党員であったヘンリー・ハイドが1878年7月に開場しました。大戦中は開催が中止されましたが、大戦後には競馬場の改修工事が行われ、1947年に競馬を再開しました。2006年からは照明付きの全天候型ポリトラック馬場で平地競走を施行しています。現在は年間を通じて平地競走と障害競走両方のレースを約70日開催しています。

    特に12月26日のボクシングデーに行われるキングジョージ6世チェイスは、ケンプトン競馬場の看板レースです。このレースの歴代の勝者の中には、4度の優勝を果たした伝説のデザート・オーキッドもあり、永久に不滅の存在としてパレードリングの脇に像が立てられています。

    ●競馬場への行き方
    ケンプトンパーク競馬場はロンドンから南西16マイルにあり、エプソム競馬場やサンダウン競馬場と近接しています。ロンドンのWaterloo駅からKempton Park駅までは電車で40分ほどで、駅は競馬場に隣接しています。

    ●コース
    右回りの芝コースで、デルタ型のラウンドコース。そのなかに1,200mまでに使用する直線コースがあります。

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    ●場内および近隣の施設
    スタンド内には、コース全体を見渡せるパノラミック・バー&レストランをはじめとして、バー、フードコート等があり、多様な飲食物を提供しています。入場料を支払えば、場内のファンエリアはすべて自由に行き来することができますが、開催日毎にも様々なパッケージを提供していますので、詳細はホームページをご覧ください。

    ●主要競走
    9月に施行されるG3のSirenia Stakes(オールウェザー)、および、12月のボクシングデーに行われるKing George VI Chaseが主要競走です。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    ケンプトンパーク競馬場
    住所:Kempton Park Racecourse, Staines Road East, Sunbury on Thames, Middlesex, TW16 5AQ, UK
    電話:+44 1932 782292
    URL:http://kempton.thejockeyclub.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/KemptonParkRacecourse
    Twitter:https://twitter.com/kemptonparkrace

    2017年7月更新のデータです。



    グッドウッド競馬場の紹介

    ●競馬場の概要
    ロンドンから60マイルの距離にあるチチェスター北郊のグッドウッド競馬場は、7月末の5日間にわたるグロリアス・グッドウッド開催でよく知られています。

    国王エドワード7世が「競馬も楽しめるガーデンパーティー」と呼んでいたこのグロリアス・グッドウッドは、英国の最重要の夏季開催の1つとして位置づけられており、スポーツ・社交界行事の中でも特筆されるものです。期間中は、裕福でファッショナブルな人々が集い、最高水準の競馬が施行されます。5月から10月まで約20日の開催があります。

    ●競馬場への行き方
    ロンドンのVictoria駅からChichester駅まで定期的に電車が走っています(約1時間40分)。
    駅から競馬場まではバスあるいはタクシーをご利用ください。

    ●コース
    直線コースに8の字をつけたかたちをしています。

    直線は1,000mあり、ポケットをいれると1,200mまでは直線コースを使用します。

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    ●場内および近隣の施設
    場内には3種類のエンクロージャー(高価な順からRichmond Enclosure、 Gordon Enclosure、およびRennox Enclosure)があります。各エンクロージャーへの入場料以外にも、開催日毎に様々なパッケージを提供していますので、詳細はホームページをご覧ください。

    場内には、コース料理を提供するレストランをはじめとし、ファストフード店、バー等、多数の飲食店があります。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    グッドウッド競馬場
    住所:Goodwood Racecourse Ltd, Goodwood, Chichester, West Sussex, PO18 0PS, UK
    電話: +44 1243 755022
    E-mail:RCReception@goodwood.com
    URL:https://www.goodwood.com/horseracing/
    Facebook:https://www.facebook.com/GoodwoodRacecourse
    Twitter:https://twitter.com/goodwood_races

    2017年7月更新のデータです。



    ニューマーケット競馬場の紹介

    ●競馬場の概要
    ニューマーケットは英国競馬の拠点であり、その歴史は17世紀にまで遡ります。このユニークな競馬の町の近郊では約2,500頭の馬が調教を受けており、国立種馬場、国立競馬博物館、ジョッキークラブ、タタソールズ社のセリ場などがあります。ロンドンからは車でも鉄道でもわずか1時間です。

    ニューマーケット競馬場には、夏季競馬のためのジュライコースおよび夏以外の平地競走に使用されるローリーマイルコースと、2つの伝統あるコースがあります。

    ローリーマイルは、1660年の即位後にニューマーケット開催を設立したチャールズ2世のお気に入りの乗用馬「オールドローリー」にちなんで名付けられたと言われています。ローリーマイルは、5大「クラシック」レースの最初の2つで、それぞれ1814年と1809年から始まった1,000ギニーと2,000ギニーの発祥地です。

    ジョッキークラブ競馬場社所有の競馬場の1つです。

    ●競馬場への行き方
    ロンドンのKings Cross駅とLiverpoor Street駅からCambridge駅までは定期的に電車が運行しており、そこからはNewmarket駅まで乗り継ぐことができます。

    開催日には毎日、駅~競馬場を無料のシャトルバスが運行しています。

    ●コース
    ローリーマイルコースは、スピードとスタミナが試されるコースで、ゴール前300ヤードは急な上りになっています。

    ジュライコースは長さ3,400mで、中ほどで右にカーブしています。1,600mまでのレースは直線のバンベリーコースで行われます。

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    ●場内および近隣の施設
    観戦エリアは、Premier、Grandstand & Paddock、そしてGarden Enclosureの3つがあります。各エリアへの入場料以外にも、開催日毎に様々なパッケージを提供していますので、詳細はホームページをご覧ください。

    場内には、レストランをはじめとし、ファストフード店、バー等、多数の飲食店があります。


    写真協力:Newmarket Racecourses, Racecourse Holdings Trust

    ●開催日程
    2つのコースを使って、4月から10月まで約40日の平地競走開催があります。

    5月のギニー・フェスティバル(1,000ギニー、2,000ギニー施行)、7月のジュライ・フェスティバル(ジュライ・カップ施行)、9月のケンブリッジシャー・ミーティング、そして10月のドバイ・フューチャー・チャンピオンズ・フェスティバルが主要開催で、クラシック2競走をはじめとして多数の重賞競走が施行されます。

    ●施行時間
    午後の競馬開催は、通常第1レースの発走が2時ごろで、最終レースは午後5時ごろです。夜間競馬開催においては、第1レースの発送が午後5時ごろで、最終レースは9時ごろです。1日に6レースか7レース施行されます。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    ニューマーケット競馬場
    住所:Newmarket Racecourses, Westfield House, The Links, Newmarket, Suffolk, CB8 0TG, UK
    電話:+44 844 579 3010
    URL:http://newmarket.thejockeyclub.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/newmarketracecourses
    Twitter:https://twitter.com/NewmarketRace

    2017年7月更新のデータです。



    チェルトナム競馬場の紹介


    写真協力:Cheltenham Racecourse, Racecourse Holdings Trust

    ●競馬場の概要
    100年以上の歴史を持つチェルトナム競馬場は、ナショナルハント(障害)競走のメッカです。10月から3月まで16日の開催があります。ここには、オールド・コース、ニュー・コース、そして1995年に完成した天然の生垣障害、土塁、木柵で作られたクロスカントリー・スティープルチェイス・コースの3つのコースがあります。

    3月に行われる4日間の障害競走の祭典、チェルトナム・フェスティバルは、イギリスおよびアイルランドから有力な障害馬が集う一大イベントです。フェスティバルでは、チェルトナム・ゴールドカップをはじめとする10以上のG1競走を含む合計28ものレースが施行され、延べ20万人以上の観客を集めます。

    ジョッキークラブ競馬場社所有の競馬場の1つです。

    ●競馬場への行き方
    ロンドンからCheltenham Spa駅までは1時間毎に電車が運行しており、所要時間は2時間ほどです。駅から競馬場まではタクシーで10分です。 11月のザ・オープン開催と3月のフェスティバル開催においては毎日、駅~競馬場を無料のシャトルバスが運行しています。

    ●コース
    オールド・コース(一周2,400m)およびニュー・コース(一周2,600m)ともに、起伏が多く、最終障害からゴールまでの過酷な200m強の上り坂のある大変厳しいコースで、障害競走馬の能力が試されます。

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    ●場内および近隣の施設
    観戦エリアは、Club & Tattersalls席およびBest Mate席の2つがあります。各エリアへの入場料以外にも、開催日毎に様々なパッケージを提供していますので、詳細はホームページをご覧ください。

    場内には、レストランをはじめとし、ファストフード店、バー等、多数の飲食店があります。

    ●主要競走
    3月のフェスティバル開催で施行される、チェルトナム・ゴールドカップ、チャンピオン・ハードル、クイーン・マザー・チャンピオン・チェイス、ワールド・チェイス等のG1障害レースが主要競走です。

    ●馬券
    馬券一覧はこちら


    ●問い合わせ先

    チェルトナム競馬場
    住所:Cheltenham Racecourse, Cheltenham, Gloucestershire GL50 4SH, UK
    電話:+ 44 1242 513 014
    E-mail: tourism@cheltenham.gov.uk
    URL:http://cheltenham.thejockeyclub.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/thehomeofjumpracing
    Twitter:https://twitter.com/CheltenhamRaces

    2017年7月更新のデータです。



    エイントリー競馬場の紹介


    写真協力:Aintree Racecourse Company Limited, Racecourse Holdings Trust

    ●競馬場の概要
    エイントリー競馬場における最初の公式レースは、1829年にリバプールのホテル経営者ウィリアム・リン氏によって主催されました。同競馬場は4月に行われるスティープルチェイス障害競走の最高峰、グランド・ナショナルが行われる競馬場として有名です。グランド・ナショナルは毎年テレビ中継され、600万人もの人々がこのレースを観戦するほど大変人気なレースです。

    1977年、本命馬レッド・ラムがチャーチタウン・ボーイを25馬身差で破り、グランド・ナショナル3回目の優勝を成し遂げたのです。レッド・ラムは国民的な人気を博し、この3度目の優勝はエイントリー競馬場の歴史上でも最も感動を呼んだ出来事としていまだに語り継がれています。

    ●競馬場への行き方
    ロンドンからの場合は、まずEuston駅からLiverpool Lime Street駅まで行き、下車後徒歩5分の所に位置するLiverpool Central駅で乗り換えて、Aintree駅まで向かいます。ロンドンからの所要時間は3時間程度です。

    ●コース
    エイントリー競馬場には2つのコースがあります。英国で最も長いグランド・ナショナル・コースは、1周3,600mの高低差の無いフラットなコースで、おおむね三角の形をしています。グランド・ナショナルではここを2周、4.5マイル(7,200m)走り、その間に障害柵を30回飛越します。

    もう1つの1周2,400mのマイルドメイコースも平坦なコースですが、コーナーが鋭角です。

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    ●場内および近隣の施設
    グランド・ナショナル開催中は、TattersallsとSteeplechaseという2つのエンクロージャーでレースを観戦できます。エンクロージャー以外にも多数の予約席があり、食事などを含んだ様々なパッケージも提供していますので、詳細はホームページをご覧ください。なお、通常開催中は、入場料を支払えばレースを一般のファンエリアでレース観戦することができます。

    場内には、レストランをはじめとし、ファストフード店、バー等、多数の飲食店があります。

    ●主要競走
    4月のグランド・ナショナル開催の目玉であるグランド・ナショナル競走(約7,200m)が主要競走です。

    ●施行時間
    4月のグランド・ナショナル開催の目玉であるグランド・ナショナル競走(約7,200m)が主要競走です。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    エイントリー競馬場
    住所:Ormskirk Road, Aintree, Liverpool L9 5AS, UK
    電話:+44 151-523-2600
    URL:http://aintree.thejockeyclub.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/aintree
    Twitter:https://twitter.com/AintreeRaces/

    2017年7月更新のデータです。



    ドンカスター競馬場の紹介


    写真協力:Doncaster Racecourse & Exhibition Centre

    ●競馬場の概要
    ドンカスター競馬場で初めて競馬が行われたのは、記録によると1595年だといわれています。

    ここはまた1776年に始まった英国最古のクラシックレースであるセントレジャー・ステークスが行われる由緒あるコースです。

    セントレジャー・フェスティバル開催を含む年間36日の開催があり、4月から11月は平地競走、11月から3月までは障害競走が行われています。

    アリーナ・レーシング社が所有する競馬場の1つです。

    ●競馬場への行き方
    ロンドンのKings Cross駅からDoncaster駅までは電車で約1時間半、Edinburgh駅から約3時間かかかります。競馬開催日には駅から競馬場まで無料の送迎バスが運行されています。

    ●コース
    平地コースは左回りで洋なし型をしており、1周16ハロン弱(3,200m弱)の平坦なコースです。直線は1,000mで、1,600mの直線コースもあります。また平地コースの内側には障害競走用のコースもあります。

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    ●場内および近隣の施設
    場内には4種類のエンクロージャー(高価な順からPremier、County、Grandstand、Family)があります。各エンクロージャーへの入場料以外にも、開催日毎に様々なパッケージを提供していますので、詳細はホームページをご覧ください。

    場内には、レストランをはじめとし、ファーストフード店、バー等、多数の飲食店があります。

    ●主要競走
    三冠最後を飾る9月のセントレジャー・ステークスおよび英国において平地競走最後のG1となる10月のレーシング・トロフィー競走が主要競走です。

    ●施行時間
    通常開催では、開門が正午、第1レース発走時刻が午後2時頃、最終レース発走が午後5時頃ですが、セントレジャー・フェスティバル開催では1時間早い11時開門となります。夏季夜間開催では、開場が午後4時、第1レース発走時刻が午後6時頃、最終レース発走が午後9時頃です。

    ●馬券
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    ●問い合わせ先

    ドンカスター競馬場
    住所:Doncaster Racecourse, The Grandstand, Leger Way, Doncaster, DN2 6BB, UK
    電話:+44 1302 304200
    Eメール:info@doncaster-racecourse.co.uk
    URL:http://www.doncaster-racecourse.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/DoncasterRaces
    Twitter:https://twitter.com/DoncasterRaces

    2017年7月更新のデータです。



    ヨーク競馬場の紹介

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    写真協力:York Racecourse

    ●競馬場の概要
    ヨーク地方での競馬はローマ時代にさかのぼると記録されていますが、現在のヨーク競馬場で初めて競馬が行われたのは1731年です。

    5月から9月までの間に15日の開催があり、8月に施行される4日間のヨークシャー・イボア・フェスティバル開催においては、ジャドモンテ・インターナショナル・ステークスをはじめとする3つのG1競走および欧州最高賞金額のハンデ戦イボア・ハンデキャップが行われ、国内外から多数の観客を集めています。

    2005年にはアスコット競馬場の改修工事により、ヨーク競馬場でロイヤルアスコット開催を代替開催しました。

    ●競馬場への行き方
    ロンドンのKings Cross駅からYork駅までは電車で約2時間かかります。競馬開催日には駅から競馬場まで無料の送迎バスが運行されています。

    ●コース
    1周約2マイル(3,200m)の左回りの芝コースは2つのコーナーがあり、直線は約900mです。1,000~1,200のレースは直線コースで行われます。

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    コース図提供:York Racecourse

    ●場内および近隣の施設
    場内には3種類のエンクロージャー(高価な順からCounty Stand、Grandstand & Paddock、Course)があります。各エンクロージャーへの入場料以外には、レストランで飲食を楽しみながら競馬を観戦できるパッケージも提供していますので、詳細はホームページをご覧ください。

    ●主要競走
    8月のイボア・フェスティバル開催で施行される3つのG1レース(インターナショナル・ステークス、ヨークシャー・オークス、ナンソープステークス)および同フェスティバルの最終日に施行される欧州最高賞金額のハンデ戦イボア・ハンデキャップが主要競走です。

    ●施行時間
    通常開催では、開門が11時頃、第1レース発走時刻が午後1~2時頃、最終レース発走が午後5時頃で、夏季夜間開催では、開場が午後4時、第1レース発走時刻が午後6時頃、最終レース発走が午後9時頃です。

    ●馬券
    馬券一覧はこちら


    ●問い合わせ先

    ヨーク競馬場
    住所: The Racecourse, York YO23 1EX, UK
    電話:+44 1904 683932
    URL:http://www.yorkracecourse.co.uk/
    Facebook:https://www.facebook.com/yorkraces/
    Twitter:https://twitter.com/yorkracecourse

    2017年7月更新のデータです。


    ●馬券

    Win ウイン 単勝
    Place プレイス 複勝
    Each Way イーチウエイ 単勝と複勝を同額一括購入
    Exacta エグザクタ 馬単(連勝単式)
    Swinger スウィンガー ワイド
    Trifecta トライフェクタ 3連単
    Double ダブル 連続する2レースで1着馬を当てる
    Treble トレブル 連続する3レースで1着馬を当てる
    Placepot プレースポット 1レースから6レースの複勝を当てる
    Jackpot ジャックポット 1レースから6レースの1着馬を当てる
    Quadpot クワドポット 3レースから6レースの複勝を当てる
    Scoop 6 スクープシックス 複数開催の指定された6レースの勝馬を当てる
    Quick Pick クイックピック コンピュータがランダムに選定する馬券購入法


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