【アイルランドの競馬】アイルランドで近代競馬が始まったのはターフクラブが設立された1760年代からです。
その後、英国からの独立を経て、現在は世界でも有数の馬産地として名をなしており、クールモア・スタッドやゴドルフィングループなどの生産者が拠点を構えています。
イギリスのすぐ隣に位置するアイルランドは、イギリスの競馬と密接に結びついており、競馬のシステム、レベルともにイギリスとほぼ同等です。
競馬のシーズンは3月から11月が平地競馬のシーズンで、以降は障害レースのシーズンとなります。 馬券はパリミューチュエルとブックメーカーの両方があります。
| カラ競馬場の紹介 |
 写真協力: The Curragh Racecourse
●競馬場の概要 カラ競馬場はダブリンの南西に位置するキルデア州の競馬場で、アイルランド競馬の発祥地と言われています。競馬場の歴史は大変古く、1727年に最初のレースが施行されて以来、アイルランド競馬の中心であり続けてきました。カラ競馬場では、アイルランドのクラシック5競走(1,000ギニー、2,000ギニー、ダービー、オークス、セントレジャー)全てがここで施行され、毎年3月から10月まで計18日の平地競走開催日があります。なお、カラという名前は「馬を走らせる場所」を意味するゲール語が起源となっています。

●競馬場への行き方 ダブリンのHeuston Station駅、Waterford駅、Cork駅、Limerick駅 そしてGalway駅から競馬場の最寄りのKildare駅までの電車があります。開催日にはKildare駅からは競馬場まで無料のシャトルバスが運行しています。
●コース 右回りの蹄鉄型の芝コースです。距離は2マイル(3,200m)で、上り勾配の3ハロンのホームストレッチがあります。また、7ハロンまでの競走が行われる1マイルの直線コースがあります。

●主要競走 5月:1,000ギニー(G1)、2,000ギニー(G1) 6月:ダービー(G1) 7月:オークス(G1) 9月:セントレジャー(G1)
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●問い合わせ先
カラ競馬場 住所:Curragh Racecourse, Co. Kildare, Ireland 電話:+353 45-441-205 URL:http://www.curragh.ie/ 開催日程:カラ競馬場公式HPよりご確認ください。
ホースレーシングアイルランド(HRI) 住所:Ballymany, The Curragh, County Kildare, R56 XE37, Ireland 電話:+353 (0)45 455 455 URL:https://www.hri.ie/
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2026年2月現在のデータです。
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| レパーズタウン競馬場の紹介 |
  写真協力:Leopardstown Club Ltd.
●競馬場の概要 ダブリンの中心から6マイルほど南に位置するレパーズタウン競馬場は1888年、イギリスのサンダウン競馬場をモデルとして建設されました。その後、1967年に現在のホース・レーシング・アイルランド(アイルランドの競馬統括機関)が同競馬場を買収しました。現在では提供しているレースの質および施設の面で、欧州最高の競馬場の1つとなりました。
平地競走と障害競走を合せて年間23日開催しており、夏季には競馬と音楽ライブを楽しめるイブニング開催も行っています。9月にはアイルランドの2大競馬場であるレパーズタウン競馬場とカラ競馬場でそれぞれ1日ずつ開催を行うというアイリッシュ・チャンピオン・ウィーケンドが施行され、アイリッシュ・チャンピオンズ・ステークスを含む計10のグループ競走が行われます。
●競馬場への行き方 ダブリンのSt Stephens Green駅からSandyford駅まで路面電車ルアス(Luas)が運行しており、所要時間は約20分です。Sandyford駅から競馬場までは徒歩圏ですが、開催日には駅からは競馬場まで無料のシャトルバスが運行しています。
●コース バンクのある左回りの楕円形コースの距離は1周1マイル6ハロンです。ホームストレッチは4ハロンで、最後の2ハロンは急な上り勾配になっています。

●主要競走 2月:アイリッシュゴールドカップ(障害競走・G1) 9月:アイリッシュチャンピオンステークス(G1)
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2026年2月現在のデータです。
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| ネース競馬場の紹介 |
●競馬場の概要 1922年に地元のビジネスマンと農場主がネース競馬場会社を設立し、2年後の1924年6月にネース競馬場で最初の公式レースが施行されました。それ以降多くのチャンピオン馬を送り出してきた由緒ある競馬場で、現在では平地と障害を合せて年間計10日以上の開催を行っています。 
●競馬場への行き方 バスおよび電車を利用してネース競馬場へ行くことができます。バスの場合は、ダブリンの中央バスステーションBusaras からEireann(エーラン)バスに乗って、Naasで下車すると歩いてすぐの所に競馬場があります。電車の場合は、ダブリンのHeuston駅からSallins駅まで行き、そこからバスあるいはタクシーをご利用ください。
●コース コースは、左回りの芝トラックで約4ハロンの急な上り坂で終わります。1周距離は1.5マイルで、5ハロンと6ハロンは直線コースで施行されます。

●主要競走 2月:ロウラーズオブネースナービスハードル(G1)
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2026年2月現在のデータです。
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| フェアリーハウス競馬場の紹介 |
●競馬場の概要 フェアリーハウス競馬場で最初の開催が行われたのは1848年です。初めは小規模のクロスカントリー開催でしたが、その後急激な発展を遂げ、1870年には第1回のアイリッシュ・グランド・ナショナルが施行されました。アイリッシュ・グランド・ナショナルは現在アイルランドで最も名誉ある障害競走で、毎年イースターの月曜日に開催されています。
1999年には新スタンド(The Powers Gold stand)が完成、そして従来スタンド(Jameson Stand)も改修され、フェアリーハウス競馬場はアイルランドでも最も近代的な競馬場の1つとなりました。
●競馬場への行き方 ダブリンのBeresford PlaceからEireann(エーラン)バスに乗ってRatoathで下車すれば、競馬場は目の前です。また、電車の場合はダブリンのDocklands駅からM3 Parkway駅まで30分ほどで、開催日には駅から競馬場までの無料シャトルバスがあります。
●コース コース(芝)は右回りで、1周約2,800m(1マイル6ハロン)、最後の直線は500mです。

●主要競走 4月:アイリッシュグランドナショナル
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2026年2月現在のデータです。
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| パンチェスタウン競馬場 |
 写真協力:Punchestown Racecourse
●競馬場の概要 キルデアの中心部に位置するパンチェスタウン競馬場は、1824年に初めてレースを施行したと記録されています。自然の地形や障害物を活かしたこの競馬場は、キルデア・ハント・クラブの目に留まり、1850年同クラブは、パンチェスタウン競馬場で毎年開催を行うことを正式に決定しました。
アイルランドの障害競馬の本拠地として知られているパンチェスタウン競馬場では、年間17日の開催があり、世界でもトップレベルの障害レースが開催されています。なかでも、障害シーズンのフィナーレを飾る4月のアイリッシュ・ナショナル・ハント・フェスティバル(Irish National Hunt Festival)においては、5日間の開催で計10以上のG1レースが施行され、アイルランドだけでなく英国、時には仏国からもトップクラスの障害馬が出走します。
●競馬場への行き方 4月のフェスティバル開催時には、競馬場から最も近いSallins駅から競馬場までの無料シャトルサービスが提供され、またDublin City Centerから競馬場までの特別バスも運行されます。フェスティバル以外の開催時については、Sallins駅からタクシーをご利用ください。
●コース 右回りで起伏のある置き障害と固定障害のコースがあります。置き障害コースは1周2,800mで、固定障害コースは1周3,200mです。

●主要競走 4月:ウィリアムヒルチャンピオンチェイス(障害競走・G1)、パンチェスタウンゴールドカップ(障害競走・G1)、チャンピオンステイヤーズハードル(障害競走・G1) 11月:ジョンダンカンメモリアルチェイス(障害競走・G1)
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2026年2月現在のデータです。
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