●競馬場の概要
カパンネッレは背後にカステリの丘を望むローマの美しい競馬場で、創設されたのは1881年です。
1884年4月に第1回イタリアダービーが行われました。
現在もダービーに加えて、2,000ギニー、1,000ギニーなどのクラシックレースや数多くの重賞が行われています。

●競馬場への行き方
競馬場は、ローマの中心、コロッセウムから南12km離れたアッピア・ヌオーヴァ通りにあります。
鉄道の場合、ローマ・テルミニ駅から10分ほどのカパンネッレ駅で下車、駅から競馬場入口までは2kmです。

●コース
右回りの平坦なコースで、1周2,400mの芝コースと1周2,000mの全天候型馬場コースがあります。このほか1,200mの直線コースもあります。

●主要競走
4月のParioli(1,000ギニー：G3)およびRegina Elena(2,000ギニー：G3)、5月のDerby Italiano(イタリアダービー：G2)などのクラシック競走、そして秋のリディアテシオ賞(Premio Lydia Tesio：G1)およびローマ賞(Premio Roma：G2)が主要競走です。

●馬券
馬券一覧はこちら

写真協力：Ippodromi & Citta

●競馬場の概要
アニャーノ競馬場で最初の競馬が施行されたのは1935年です。現在は平地、障害、トロットの各レースが行われており、年間200近くの開催日があります。
夏季は照明の下で夜間開催が施行されています。

●競馬場への行き方
ナポリ中心部から車で東に20分ほど進んだところにアニャーノ競馬場は位置しています。鉄道の場合はナポリ中央駅付近から地下鉄でCampi Flegrei駅まで行き、駅から路線バスC2あるいはC6に乗車しVia Agnano Astroni & Via Scarfoglioで下車後、徒歩6分で競馬場です。

●コース
コースは楕円形の右回りの芝コースで距離は約2,400m、ゴール前の直線は1,000mです。芝の内側には、トロット用のコースがあります。

●主要競走
5月に施行されるトロットレース最高峰（G1）でGran Premio Lotteriaが主要競走です。

●馬券
馬券一覧はこちら

●競馬場の概要
サッカーのACミランの本拠地として知られるサンシロは、ミラノ市街地から5kmのところに位置します。サンシロ競馬場では平地・障害競走が施行されていますが、すぐ隣にはトロット専用の競馬場もあります。スタンドの前にはレオナルド・ダ・ヴィンチのデザインを元に制作された世界最大（高さ7m＆重さ10t）と言われる有名な馬のブロンズ像があります。

●競馬場への行き方
ミラノ市街からサンシロ競馬場までは地下鉄（レッドライン）を利用してPiazzale Lottoで下車後、バス49番、90番、91番あるいは95番に乗り、Piazzale dello Sportで下車すれば目の前がサンシロ競馬場です。Piazzale Lottoから徒歩の場合は15分程度かかります。

●コース
右回りの芝コースで、外側のコースは1周3,200mあります。直線は外側のコース約900m、内側のコースで約700mです。内側に8の字型の障害コースもあります。

●主要競走
5月の伊オークス(Premio Oaks D'italia:G2)、6月のミラノ大賞典(Gran Premio di Milano:G2)、そして秋のジョッキークラブ大賞(Gran Premio Del Jockey Club:G2)、グランクリテウム(Gran Criterium:G2)等が主要競走です。

●馬券
馬券一覧はこちら

●競馬場の概要
フィレンツェにあるヴィザルノ競馬場では平地およびトロット競走を施行しています。

●競馬場への行き方
Firenze S.M.N.(フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)前などからバス17番に乗って15分ほどのLe Cascineで下車すると、競馬場はバス停からすぐの所にあります。市街地から歩いても30分ほどで届く距離です。

●コース
1周約1,960mの右回りの芝コースがあります。芝コースの内側にはダートコース、障害コースもあります。

●馬券
馬券一覧はこちら