シンガポールの競馬場
クランジ競馬場の紹介 | ||||||||||||||||||||||||||||
●競馬場の概要 シンガポールで初めて競馬が行われたのは、1843年のことです。競馬ファンのグループが主となり設立されたシンガポール・スポーティング・クラブ(後のシンガポール・ターフクラブ(STC))によって、当初はファラーパークに位置していた競馬場でレースが施行されました。 その後、1896年にはSTCとマレーシアの3つのレーシングクラブの計4団体を統括する機関として、現在のマラヤン競馬協会(MRA)の前身である海峡競馬協会が設立され、その本部がシンガポールに置かれています。以降シンガポールとマレーシアはMRAの統一規則のもとに競馬を行っています。 競馬場は1993年にブキティマ、そして1999年には現在のクランジに移設されました。クランジ競馬場の開場後2000年に創設された国際G1「シンガポール航空国際カップ競走」は、シンガポールの競馬を世界に発信することに一役買いましたが、2015年以降は廃止されています。同競走はコスモバルク(2006年)やシャドウゲイト(2007年)が優勝したことで、日本馬関係者にもなじみの深いレースです。また現在シンガポールでは、元ホッカイドウ競馬所属の高岡秀行調教師が厩舎を構え活躍しています。 レースは一年を通して行われており、基本的に、金曜日(夜開催)、日曜日(あるいは土曜日)、そして祝日を中心に開催しています。 ●競馬場への行き方 競馬場は、マレーシア国境寄りのシンガポール北部に位置しており、市中心部からは約20Kmです。競馬場はMRT鉄道のクランジ駅と直結しており、市の中心部からも45分程度でアクセスしやすい場所にあります。タクシーを利用すると、競馬場までは30〜40分です。 ※18歳未満は競馬場に入場できません。 ●コース クランジ競馬場には、左回りの芝コースとオールウェザー(ポリトラック)コースがあります。 メインコースは芝コースで、2,000メートルのロングコースと1,800メートルのショートコースがあり、ホームストレッチの長さはロングコースが550メートル、ショートコースが450メートルです。 2008年に敷設されたポリトラックコースは、一周1,500メートル、幅員25メートルです。 また、これら2つのトラックに加え、4つの調教用トラックがあります。
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●主要競走 5月下旬:クランジマイル(シンガポールG1)、1,600m、3歳以上 11月上旬:ゴールドカップ(シンガポールG1)、2,000m、3歳以上 ●馬券 馬券一覧はこちら
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2019年現在のデータです |