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海外競馬ニュース
2007年06月28日  - No.25 - 3

“加重ルール”基準日数を20日から24日に緩和(イギリス)[開催・運営]


 英国には、走行妨害や鞭の違反使用などの反則による騎乗停止日数が12ヵ月合計で基準日数(20日)に達すると、さらに停止期間をプラスアルファする“加重ルール”がある。

 競馬監理機構(Horseracing Regulatory Authority)は6月6日、開催日数の増加にともない、“加重ルール”の基準日数を緩和すると発表した。

 6月8日から基準日数が24日となる。この緩和は2003年以降初めてのことである。

 HRAのマルコム・ワラス(Malcolm Wallace)法令担当理事は、次のように語った。「過去5年間で競馬開催日数は16パーセント増加しました。レースの増加に応じて基準日数を緩和する ことは全くフェアだと思います。また、騎手に“加重ルール”を適用する場合、最低14日間の騎乗停止処分を加重しますが、加重の是非、加重日数の決定に当 たっては、懲罰委員会は過去12ヵ月間の騎乗回数(違反率)も考慮することになります。私は、セブ・サンダーズ(Seb Sanders)騎手が24時間で22回のレース騎乗という新記録を見て、この方式が妥当であると確信しました」。

 

By Jon Lees


[Racing Post 2007年6月7日「Trigger for ‘totting-up’ ban upped to 24 days」]


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