海外競馬ニュース
2007年07月19日 - No.28 - 3
マッチレースで人間が馬に勝つ!(アメリカ)[その他]
NFL(National Football League:アメリカンフットボールリーグ)のシンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)でワイドレシーバーを務めるチャド・ジョンソン(Chad Johnson)氏は、6月9日リバーダウンズ競馬場の芝コースで100メートルを11.1秒で走り、パトリシア・クックセイ(Patricia Cooksey)騎手が騎乗したアローワンス競走2着馬リストアーザロアー(Restore the Roar)に勝ってレース前の期待に応えた。リストアーザロアーは芝の荒れているコースの最内側のゲートからスタートしたため、ジョンソン氏は同馬より有 利なスタートとなった。
このマッチレースは慈善興行であり、その利益は“子供たちに食糧を!(Feed the Children)”という名称のキリスト教系の国際非営利慈善団体の活動に役立てられる。ベルモント・ステークスのサイマルキャストと併催されたこのイ ベントのおかげで、オハイオ州の同競馬場には約1万人が来場した。優勝セレモニーの後、ジョンソン氏は誘導馬のポニーに騎乗してパドックを周り、観客を楽 しませた。
[The Blood-Horse 2007年6月16日「Man beats beast」]