デイリー・レーシング・フォーム社、非公開投資会社に売却される(アメリカ)[その他]
ビジネスウェ ブサイトのザ・ディール・ドットコム(The Deal.Com)によれば、ウィックス・グループ(Wicks Group of Companies: WGC)は、デイリー・レーシング・フォーム(Daily Racing Form: DRF)社をワシントンD.C.に本社のある非公開投資会社アーリントン・キャピタル・パートナーズ(Arlington Capital Partners: ACP)に2億ドル(約240億円)近くで売却することになった。
サラブレッドタイムズ(Thoroughbred Times)誌は8月21日、WGCとACPにコメントを求めたが回答はなかった。
ウィックス・グループ・スポーツ・インフォメーション社(Wicks Group Sports Information)の事業目的は、特定分野のスポーツ情報・出版会社を買収して発展させることである。その最初に買収したのがDRFであり、 2004年5月アルパイン・エクイティ・パートナーズ社(Alpine Equity Partners)から約6,000万ドル(約72億円)で買収した。
DRFは1894年に設立された日刊紙で、競馬関連記事や過去の競走成績情報を提供している。30の地方版によって年間発行部数は1,300万部以上で、7,500の販売店と大半の競馬場で売られている。DRFはまた同様の情報をホームページ上で提供している。
ACPはケンタッキー州ルイスヴィル(Louisville)とオハイオ州デイトン(Dayton)にある10ヵ所のラジオ局をはじめとして様々な資産 を所有している。ザ・ディール・ドットコムによれば、ジェネラル・エレクトリック社(General Electric)のメディア・通信・娯楽部門が融資を行う予定である。
(1ドル=約120円)
[thoroughbredtimes.com 2007年8月22日「Daily Racing Form sold to private equity firm」]