海外競馬ニュース
2007年11月08日 - No.43 - 2
チャパ騎手、電気装置所持のかどで5年間の騎乗停止処分(アメリカ)[その他]
ローマン・チャパ(Roman Chapa)騎手は、電気装置所持のかどで、ニューメキシコ州競馬委員会(New Mexico Racing Commission: NMRC)から5年間の騎乗停止処分を課された。NMRCの役員であるローズマリー・リーダー(Rosemary Leeder)氏によれば、チャパ騎手は地方裁判所にこの決定について上訴したが、裁判所は9月11日に委員会の決定を支持した。
NMRCは、騎手が馬をより速く走らせるためにこのような装置を所持することを禁じている。騎手が、“バッテリー”、“ジョイント”、あるいは“マシン”と呼ばれる小型電池式のこの電気刺激装置を所持した場合、騎乗馬は失格となる。
36歳のチャパ騎手は、2月17日サンランドパーク競馬場での第6レース、ライトプレイスエヌタイム(Right Place N Time)に騎乗し5着となった後、電気装置の所持が発見された。裁決委員団は、チャパ騎手に残りのサンランド開催における騎乗を禁じ、1,500ドル(約18万円)の罰金を科した。その後、この事例は委員会により審議され、5年間の騎乗停止処分が言い渡された。
By Esther Marr
(1ドル=約120円)
[The Blood-Horse 2007年10月13日「Chapa gets five-year suspension for carrying ‘buzzer’」]