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海外競馬ニュース
2008年01月10日  - No.1 - 2

9歳以上の馬にもマイクロチップ埋め込みを義務付け(イギリス)[その他]


 英国競馬統括機構(British Horseracing Authority: BHA)が2008年1月1日から施行する規則により、マイクロチップが埋め込まれていない馬は、年齢にかかわらず、レースへの登録が認められなくなる。これにより、イギリスで調教されている約1,300頭の競走馬はレースに出走できなくなる恐れがある。

 イギリスおよびアイルランドで1999年1月以降に、生産された全てのサラブレッドは、首にマイクロチップを埋め込むことが義務付けられている。チップには、馬のパスポートに記載されている全情報が記録されており、個体鑑別の決定的な証拠となる。

 マイクロチップに関する情報はウェザビーズ社(Weatherbys)が管理する。同社の血統登録担当であるアンドレア・ブレレトン(Andrea Brereton)氏は、「現在9歳以上で来年1月1日以降の出走を予定する馬は、マイクロチップを埋め込んでおかなければなりません。現時点で出走資格が得られない調教馬は1,300頭ほどいます。該当する馬の馬主および調教師にマイクロチップの埋め込みをするよう要請しています」と述べた。

 同氏は、「全ての調教師にこの件に関する文書を郵送しました。その文書には、担当獣医師に確認の署名をしてもらいます。馬主および調教師は今すぐ行動を起こす必要があります」と続けた。

by Howard Wright

[Racing Post 2007年11月19日「Owners urged to address microchip deadline」]


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