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海外競馬ニュース
2008年06月05日  - No.22 - 3

英・愛2000ギニーで、珍しい1-2-3着の一致(アイルランド)[その他]


 英2000ギニーにおけるヘンリーザナビゲーター(Henrythenavigator)、ニューアプローチ(New Approach)、スタッブスアート(StubbsArt)の着順は、愛2000ギニーにおいても同じ着順で入線した。2つのクラシック競走において同じ着順で上位3着が占められるのは珍しい例である。

 1893年、1973年と1978年の三冠レースでも似た様なことが起こっている。

 1893年イギリスでは、アイシングラス(Isinglass)とレイブンズベリー(Ravensbury)は、2000ギニーとダービーとセントレジャーの3競走において1着2着であり、レイバーン(Raeburn)はそのうちはじめの2競走において3着であった。イギリスで開催されたクラシック競走に限定すれば、1083レースにおいて、同じ1着2着3着は1893年のこの2競走の例だけである。

 1973年アメリカでは、セクレタリアート(Secretariat)がケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ったとき、2着はシャム(Sham)で3着はアワーネイティヴ(Our Native)であった。

 1978年には、アファームド(Affirmed)とアリダー(Alydar)が三冠レースすべてに1着2着となり、ケンタッキーダービーとプリークネスSの両競走において、ビリーヴイット(Believe It)が3着となっている。

By John Randall

[Racing Post 2008年5月26日「1‐2‐3 repeat a real rarity」]


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