パナソニック・クランジマイル競走施行日を桜デイとして開催(シンガポール)[開催・運営]
シンガポール・ターフクラブ(Singapore Turf Club: STC)は2008年10月19日(日)の午後にイベントを盛り込んだ“桜デイ”を開催する。
当日の最も重要なレースは三冠競走のパナソニック・クランジマイル競走[Sin-G1、1,600 m芝、総賞金50万シンガポールドル(約3100万円)]であり、パナソニック社をスポンサーとしている。同競走の出走馬には、エミレーツ・シンガポール・ダービーの勝馬トップスピン(Top Spin)、5月のシンガポール航空国際カップで価値ある2着となったリキャスト(Recast)、そして2006年のシンガポール・ゴールドカップ競走の勝馬であるミスターライン(Mr Line)などシンガポールを代表する馬がいる。
レース以外の最も重要なイベントとして、パナソニック社との協賛で、シンガポール日本人会が、和太鼓のパフォーマンスや桜デイくじ引きなどを行う。
クランジマイル競走によって、名声あるシンガポール三冠競走は幕を開ける。2戦目は11月9日施行のラッフルズカップ競走、そして最終戦は11月30日施行のシンガポール・ゴールドカップ競走である。3競走全ての勝ちを手にした競走馬の馬主には、ボーナスとして30万シンガポールドル(約1860万円)が提供される。
STCの理事長およびCEOを務めるユー・パン・フェイ(Yu Pang Fey)氏は、「パナソニック社は産業電子機器における世界のリーダーであり、最近開催された北京オリンピックやF1レースを含む世界のスポーツイベントを積極的に支援しています。クランジマイル競走のスポンサーとして、同社を再び迎えることができて嬉しく思っています。また競走当日に行われる桜デイくじ引きの際に、同社がデジタルカメラやビデオカメラ等の魅力ある賞品を提供いただいたことで、午後のイベントをより魅力的なものにし競走を盛り上げてくれることについても感謝しております」とコメントした。
パナソニック社の常務を務めるユージン・チャン(Eugene Chan)氏は次のように述べている。「今年で我が社がクランジマイル競走のスポンサーとなるのは3年目となります。今年も同競走に関わることができて嬉しく思います。我が社とSTCの協力関係は、STCが新型でエキサイティングなパナソニック・アストロビジョン・スクリーン(Panasonic Astrovision Screen)を導入したことから始まりました。この巨大なスクリーンは今では競馬場にとって欠かせない存在となり、屋外の自然光の下でも質の高い映像を届けることが出来ます。鮮やかで活気に溢れたレースのリプレイ映像や即時にレース情報を共有することができるこのスクリーンによって、競馬ファンの競馬場での体験が忘れられないものとなっているのです」。
(1シンガポールドル=約62円)
[Singapore Turf Club 2008年10月16日「Join us for a fun-filled Sakura Day @ The races and Panasonic Kranji Mile」]