レイチェルアレクサンドラの父メダグリアドーロが豪州にシャトル(アメリカ)[生産]
レイチェルアレクサンドラの父馬であり、北米での供用後3年目で種牡馬ランクにおいて第2位であるメダグリアドーロ(Medaglia d’Oro)は、今年初めてオーストラリアにシャトルスタリオンとして輸送されるだろう。
2009年夏に11歳の人気種牡馬メダグリアドーロの株の過半数を購買したダーレー牧場は、同馬を2010年の南半球の繁殖シーズンにオーストラリアの牧場で供用することを3月6日に発表した。
同馬は現在、ケンタッキー州レキシントンにあるダーレー社所有のジョナベル牧場(Jonabell Farm)に種付料10万ドル(約1000万円)で繋養されている。米国において種付が予約されている繁殖牝馬は以下のとおりである。(1) 2歳馬チャンピオン馬バーナーディニ(Bernardini)の母馬カララファエラ(Cara Rafaela)、(2) 自身がチャンピオン馬でありBCターフ(G1)の勝馬ジョハー(Johar)の母馬であるウィンドシャープ(Windsharp)、(3) 数回重賞競走を制したフリーザンファイア(Friesan Fire)の母馬ボーリンジャー(Bollinger)、(4) 2008年チャンピオン2歳馬ミッドシップマン(Midshipman)の母馬フリートレディー(Fleet Lady)、(5) 2005年の年度代表馬セントリアム(Saint Liam)の母馬クワイエットダンス(Quiet Dance)、(6) 繁殖初年度と2年目に最優秀種牡馬となったタピット(Tapit)の母馬タップユアヒールズ(Tap Your Heels)。
メダグリアドーロの南半球での種付料はまだ発表されていない。
ダーレー社はまた、豪州の種牡馬リストにG2勝馬で2008年のゴールデンスリッパーS(芝1200 m)の2着馬ボンコスタデエロ(Von Costa de Hero)を加えた。
By Glenye Cain Oakford
[Daily Racing Form 2010年3月10日「Medaglia d’Oro to shuttle south」]