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海外競馬ニュース
2010年01月28日  - No.4 - 4

ケンタッキー州の銀行、アスムッセン元騎手に対して訴訟を起こす(アメリカ)[その他]


 ケンタッキー州のフィフスサード銀行(Fifth Third Bank)は、米・仏の元人気騎手でありエクリプス賞の受賞者でもあるキャッシュ・アスムッセン(Cash Asmussen)氏と同氏のマークポイント・ステーブルズ(Mark Point Stables)に対して、約300万ドル(約3億円)のローンが未払いであると主張し、訴訟を起こした。

 レキシントン・へラルド=リーダー紙(Lexington Herald-Leader)は、アスムッセン氏と同氏の妻シェリルは12月8日現在308万ドル(約3億800万円)およびその利子の債務を負っており、フィフスサード銀行は12月17日、レキシントンのフェイエット・サーキット裁判所(Fayette Circuit Court)に提訴したと伝えた。同紙によれば、同銀行は決済のためにマークポイント・ステーブルズが数頭の馬を売却することを要求している。

 エクリプス賞を受賞したスティーヴ・アスムッセン(Steve Asmussen)調教師の兄であるキャッシュ・アスムッセン氏は、1979年に最優秀見習い騎手としてエクリプス賞を受賞し、1981年の第1回ジャパンカップでメアジードーツ(Mairzy Doates)に騎乗し優勝している。同氏は1982年、騎乗の拠点を欧州に移し、仏国で5回リーディングジョッキーとなり、G1競走を90勝した。同氏は2001年に騎手を引退し、現在は馬主兼調教師である。

(1ドル=約100円)

[thoroughbredtimes.com 2010年1月1日「Kentucky bank sues Cash Asmussen over $3-million loan」]


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