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海外競馬ニュース
2010年10月07日  - No.40 - 3

タタソールズ社、2011年ブリーズアップセールを再編(イギリス・アイルランド)[生産]


 タタソールズ社(Tattersalls)は、2011年の2歳馬セールの日程を再編することとし、ギニー・ブリーズアップセールを廃止し、看板であるクレイヴン・ブリーズアップセールを3セッションに拡大し、またアイルランドのフェアリーハウス競馬場において新セールを立ち上げる。

 クレイヴンセールは、2日間のクレイヴン開催において競馬の後に行われる従来からのセッションを補完するために、新しく木曜日午前のセッションを組み入れる。そして2010年を80頭以上上回る250頭が上場されるだろう。

 また、4月28日(木)にフェアリーハウス競馬場において新たにブリーズアップセールを開催する予定であり、100頭の上場馬を目指している。

 タタソールズ・アイルランド社のエドモンド・マホニー(Edmond Mahony)会長は、「クレイヴンセールは、世界中から購買者を惹きつけています。したがって、購買者にニューマーケットで行われる2つのセールに参加してもらうよりも、最高のセールにより多様な2歳馬を提供して上場馬の数を増やすことのほうが道理に適っています」と語った。

 同会長は、「同時に、コンサイナーが以前ギニー・ブリーズアップセールに向かっていた週に、約100頭の2歳馬のセリをフェアリーハウス競馬場で開催するに当たって、タタソールズ・アイルランド社は理想的な位置付けになります」と付言した。

 1977年に欧州で初めてブリーズアップセールを開催したタタソールズ・アイルランド社のジョージ・マーナフ(George Mernagh)社長は、「ブリーズアップセールの非常に多くの一流コンサイナーがアイルランドを拠点としており、アイルランドにおける新しいブリーズアップセールは、彼らにニューマーケットのクレイヴンセールに代わる地元密着型のセールを提供するでしょう」と付け足した。

[Racing Post 2010年9月3日「Tattersalls shakes up its breeze-up schedule next year」]


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