ブリーダーズカップ、今年もベットフェア社と提携(アメリカ)[開催・運営]
ベットフェア社の顧客は、今年もベッティング・エクスチェンジ賭事とパリミューチュエル賭事の両方でブリーダーズカップに賭けることができる。
ベットフェア社は、2009年のブリーダーズカップでベッティング・エクスチェンジ賭事により2,500万ドル(約25億円)を売上げたが、パリミューチュエル賭事では74万1,000ドル(約7,410万円)に過ぎなかった。ファルカーク・インターナショナル社(FalKirk International)の賭事コンサルタントであるケン・カークナー(Ken Kirchner)氏は、ブリーダーズカップ社(Breeders’ Cup Ltd.)は顧客にパリミューチュエル賭事の販売促進を行うためベットフェア社と一緒に取り組んでいると述べた。
ベットフェア社は2009年にTVG社を買収し、BCマイル(G1)のスポンサー権を獲得した。カリフォルニア州とニュージャージー州はベッティング・エクスチェンジ賭事を提供することを検討しているが、米国の居住者にとってベットフェア社の口座を得ることは現在のところ認められていない。
オーストラリア、香港およびシンガポールの賭事客は、2つのプール賭事を通じてブリーダーズカップ競走に賭けることができる。香港は、2010年11月6日(土)のブリーダーズカップの6競走の賭事を受付ける。これらの競走の発走は、香港の居住者にとって11月7日(日)の早朝となる。香港は、2009年のブリーダーズカップの4競走において290万ドル(約2億9,000万円)を売上げた。
カークナー氏は、国際的な賭事業者が世界中の競走でパリミューチュエル賭事を提供することを望んでいる。
カークナー氏は、「私たちは世界中でブリーダーズカップ・ピック6を販売し、世界的な大当たり馬券を創造したいと思っています。そしてシンガポールの賭事客が“これは私の人生を変える賭事だ”と言うのを聞いてみたいです」と付言した。
By DeRosa
(1ドル=約100円)
[thoroughbredtimes.com 2010年10月29日「Breeders’ Cup again reaches agreement with Betfair」]