海外競馬ニュース
2011年08月18日 - No.33 - 1
2012年フランスオークスの日程は1週間先送りの可能性(フランス)[開催・運営]
ディアヌ賞すなわちフランスオークス(G1)は、ヨーロッパ・パターン競走委員会(European Pattern Committee: EPC)の承認を受ければ、2012年の開催は1週間先送りにされる可能性がある。
フランスオークスは今のところ、全仏オープンテニスの男子決勝戦が行われる2012年6月10日(日)にシャンティイ競馬場で開催される予定となっている。しかし、高級時計メーカーのロンジン社(Longines)は同競走のタイトルパートナーであると同時に、全仏オープンテニスの主催者である。
そのため、競馬統轄機関であるフランスギャロ(France Galop)は、EPCに対してフランスオークスを6月17日に先送りすることを申請し、現在返事を待っている段階であると認めた。
EPCのブライアン・カヴァナー(Brian Kavanagh)会長は、「日程変更は委員会レベルで承認されたが、1月に行われるEPCの年次会議で問題提起される可能性はある」と述べた。
フランスギャロとしては、フランスオークスが6月17日に先送りされたとしても、今年と同様にロイヤルアスコット開催前の日曜日にあたるので、そのタイミングに問題はない。
しかし、フランスの速歩競走のG1である大統領賞と重なる可能性については神経質になっている。
フランスの速歩競走の統轄機関シュヴァルフランセ(Cheval Francais)は今週中にこの件について理事会で話し合う予定であり、決定は7月中旬になされるだろう。
By Scott Burton
[Racing Post 2011年7月6日「Diane may be a week later」]