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海外競馬ニュース
2012年11月22日  - No.48 - 3

競馬賭事賦課公社から獣医学分野への助成金が増加(イギリス)[その他]


 競馬賭事賦課公社(Levy Board:賦課公社)は、2013年の馬医学研究および教育への助成金として、今年を30%以上上回る160万ポンド(約2億800万円)を付与した。

 9つの新しい研究プロジェクトが支援されることとなっており、伝染病予防が引き続きプログラムの主な優先事項となる。

 支援を受ける分野には、流産や新生馬の死や神経疾患を引き起こす馬ヘルペスウィルスから生産界を保護するための改良型ワクチンの研究や、屈腱炎の治療に重点を置いた2つの研究がある。

 さらに、研究者たちは競走馬への騎乗技術の影響を分析し、これがどのように騎手の訓練の強化に繋がるか模索することになる。

 賦課公社の獣医諮問委員会の会長を務めるウィリー・ドナチー(Willie Donachie)教授は、「この助成金は、馬主、生産者、調教師、そして獣医アドバイザーにとって有益な競走馬の健康に貢献する科学的な研究と教育を支援します」と語った。

By Graham Green
(1ポンド=約130円)

[Racing Post 2012年10月31日「Veterinary grants increase」]


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