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海外競馬ニュース
2014年05月22日  - No.20 - 3

ロイヤルアスコット前日の購買馬も馬主名を変更して出走(イギリス)[その他]


 ゴフス社は、BHA(英国競馬統轄機構)およびウェザビーズ社(Weatherbys)からの合意を得て、同社初開催となる6月16日(月)のロンドンセールにおいてロイヤルアスコット開催(6月17日〜21日)出走予定馬を購買した者が、当該レースに間に合うように馬主として公式レーシングプログラムに記載されることを発表した。

 この合意に至る前は、購買からレース出走までの短い時間で馬主の変更を容易に行うことは不可能であった。しかし、この件に関する覚書に各当事者が署名したことで、ロイヤルアスコット開催に出走登録していてこのセールで購買された全ての馬は、新しい馬主の服色を掲げて出走することが可能となる。

 ゴフス社ロンドンセールはQipco社の協力の下、同開催の前日にケンジントン宮殿のオランジェリー(Orangery)にて開催される。このセールでは、ブリーズアップセール向きの選り抜きの2歳馬や現役馬に加えて、同開催への出走登録馬も上場されるだろう。ゴフス社のCEOヘンリー・ビービー(Henry Beeby)氏は、「ロンドンセールの馬主さんにとっての類のない魅力は、文字通り、直後のロイヤルアスコット開催に出走予定の馬を購買できるという夢でしょう」と述べ、次のように語った。

 「この件は世界の馬主および調教師から、大きな興奮をもって歓迎されています。セールで購買された馬が新しい馬主の服色で出走できるようにするために、譲渡に関する手続きを簡素化することに合意してくださったBHAおよびウェザービーズ社に感謝しています。通常の場合ですと、これだけ素早く馬主や管理調教師を変更することは不可能でしょう」。

By Tom Pennington

[Racing Post 2014年4月26日「Agreement reached for Royal Ascot runners at Goffs London Sale」]


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