ブラックキャビア、2年目はセブリングと交配(オーストラリア)[生産]
9月にエクシードアンドエクセル(Exceed And Excell)の牝駒を出産したチャンピオン牝馬ブラックキャビア(Black Caviar)は、今後数週間のうちにゴールデンスリッパーS(G1)勝馬セブリング(Sebring)と交配する予定である。
ブラックキャビアの共同馬主のゲイリー・ウィルキー(Gary Wilkie)氏は次のように語った。「私たちはブラックキャビアの2年目の相手をよく考え、専門家の意見を求め、この繁殖シーズンではセブリングを選択することを決定しました」。
「モアザンレディ(More Than Ready)産駒であるセブリングは素晴らしい馬格と血統に恵まれており、同馬とブラックキャビアの相性は素晴らしいと考えています」。
「セブリングはスター競走馬で、供用1年目から競馬場で活躍することができるトップクラスの仔馬を送り出す能力を示しています」。
「私たちは、ディシデント(Dissident)やブリングミーザメイド(Bring Me The Maid)などのセブリング産駒で素晴らしい成功を収めているピーター・ムーディー(Peter Moody)調教師のアドバイスに、とりわけ耳を傾けました」。
ニューサウスウェールズ州のウィデン牧場(Widden Stud)で供用されているセブリングは、種牡馬として早くに結果を出しており、昨シーズンは勝馬数とステークス勝馬数で豪州リーディングセカンドクロップサイアーとなった。9歳の同馬は、G1馬ディシデントやクライテリオン(Criterion)をはじめとする多くの優秀な産駒を出している。
(関連記事)海外競馬ニュース 2014年No.38「ブラックキャビアの初仔に付いたオッズ(オーストラリア)」
[Racing Post 2014年9月24日「Black Caviar to be covered by Sabring」]