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海外競馬ニュース
2015年03月12日  - No.10 - 3

英リーディングのヒューズ騎手、今シーズンでの引退を発表(イギリス)[その他]


 リーディングに君臨しているリチャード・ヒューズ(Richard Hughes)騎手は、今シーズン閉幕時の引退を明らかにし、騎手として最終年となる今シーズンに挑み始めた。

 リチャード・ハノン(Richard Hannon)厩舎所属のヒューズ騎手は、英国リーディングに3年連続(2012年〜2014年)輝いた最初の騎手となった。同騎手は競馬界最高の騎手の1人として今シーズン終えた後、2016年からは調教活動を開始する。

 42歳で競馬界きってのスタイリストと見られているヒューズ騎手は、ニューマーケット競馬場でBHA(英国競馬統轄機構)の調教師免許セミナーに出席した。同騎手は5月のギニー競走が施行される週末に、この競馬場に戻り、昨年2歳戦線で活躍したイヴァウッド(Ivawood)とティギーウィギー(Tiggy Wiggy)に騎乗し、クラシック戦での勝利数を増やしたいと願っていることだろう。

 ヒューズ騎手は、次のように語っている。「肉体的にはあと5年は乗れると感じています。体重は問題ありませんし、勝つ意欲もこれまでどおり旺盛です。可能な限り多くの勝馬に乗ることを渇望していますが、永久に騎乗できないことも理解しています。一方、調教師としては半永久的に活動できますし、私がそうだったように子供たちには厩舎で育って欲しいと考えています」。

 ヒューズ騎手は、ハンプシャー州ストックトンのケン・カニンガム-ブラウン(Ken Cunningham-Brown)調教師の調教場を拠点とする予定である。

 リチャード・ハノン調教師は、自身のウェブサイトで次のように語っている。「ヒュージーは今シーズン全力を尽くして多くの勝馬に騎乗するでしょうが、新たな冒険的事業にとてもワクワクしています。我々は彼の成功を祈っています」。

 「来年は競馬場でも、秋のセリでも、彼とライバル同士になれることを楽しみにしています」。

By Lee Mottershead

(関連記事)海外競馬ニュース 2014年No.23「リチャード・ヒューズ騎手の日本競馬印象記(日本)

[Racing Post 2015年3月4日「Richard Hughes: this will be my final season」]
 


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