海外競馬ニュース
2016年01月14日 - No.2 - 1
2015年独リーディングジョッキーはシュタルケ騎手とピーチ騎手(ドイツ)[その他]
ドイツのリーディングジョッキーのタイトル争いはデッドヒート(同着)となった。アンドレアシュ・シュタルケ騎手とアレクサンダー・ピーチ(Alexander Pietsch)騎手がシーズンの最後の最後まで凌ぎを削ったのだ。
ピーチ騎手とシュタルケ騎手は4週間にわたり接戦を繰り広げ、85勝対84勝で2015年シーズン最終日である12月29日のノイス競馬場の薄暮開催に臨んだ。
シュタルケ騎手は第1レースを一番人気のロックアカデミー(Rock Academy)で制し、ピーチ騎手に並んだ。しかし、ピーチ騎手は第5レースをオッズ26-10(3.6倍)のヴァビンサル(Vabinsaru)で制して対抗した。
シュタルケ騎手は、リーディングが最終的に決定される第6レースで、もう1頭の一番人気馬ビーグルボーイ(Beagle Boy)に騎乗した。しかし、この馬を勝たせるには力が必要だった。ゴールまであと100ヤード(約90m)のところで加速し、ついに3/4馬身差の勝利を収めた。これにより、シュタルケ騎手とピース騎手はともに2015年に86勝を挙げたことになった。
このタイトル獲得はシュタルケ騎手にとっては8回目だが、ピース騎手にとっては初めてである。ピース騎手はリーディング獲得を2015年シーズンの最大目標としていたが、シュタルケ騎手は実りの多かった日本遠征など大規模な競馬開催を中心に活躍した。
By David Conolly-Smith
[Racing Post 2015年12月29日「Dead-heat in German champion jockey title」]