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海外競馬ニュース
2017年02月16日  - No.7 - 3

ローマンルーラーが15歳で死亡(アルゼンチン)[生産]


 アルゼンチン・ブエノスアイレスのバカシオン牧場(Haras Vacación)は1月25日、高額賞金獲得馬で優良種牡馬のローマンルーラー(Roman Ruler 15歳)が死んだことをフェイスブックで発表した(訳注:死因は、深刻な疝痛の後に蹄葉炎が悪化したためとされている)。

 ローマンルーラー(父フサイチペガサス)は2006年にヒルンデール牧場(Hill 'n' Dale Farmケンタッキー州)で種牡馬生活を開始し、2008年にバカシオン牧場にシャトルされた。50頭のステークス優勝産駒を送り出し、その中には2011年ベルモントS(G1)優勝馬ルーラーオンアイス(Ruler On Ice)、G1馬のアルテミスアグロテラ(Artemis Agrotera)とホームボーイクリス(Homeboykris)、メキシコのチャンピオン馬ザカトラン(Zacatlan)、アルゼンチンのチャンピオン馬カルディネ(Caldine)とレノボ(Lenovo)がいる。

 バカシオン牧場は声明でこう述べた。「ローマンルーラーは一心不乱に走る馬でした。産駒も同じ性格を持ち、これからデビューする産駒にも受け継がれるでしょう。記憶に残る競走馬であり種牡馬でした。彼をここで供用できたことを光栄に思います」。

 ローマンルーラーはフォグシティーステーブル(Fog City Stable)に所有され、ボブ・バファート(Bob Baffert)調教師に管理された。通算成績10戦5勝で、獲得賞金は122万800ドル(約1億4,039万円)に上った。

 ローマンルーラーは2歳シーズン(2004年)にベストパルS(G2)とノーフォークS(G2)で圧勝したが、デルマーフューチュリティS(G2)では僅差で敗れた。3歳シーズン(2005年)には、ドワイヤーS(G2)で優勝し、ハスケル招待S(G1)でG1初勝利を挙げた。そして、トラヴァースS(G1)で3着、BCハンデキャップ(G2)で2着となり現役を引退した。

By Blood-Horse Staff

(1ドル=約115円)

[bloodhorse.com 2017年2月7日「Roman Ruler Dies」]


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