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2019年01月10日  - No.1 - 4

スティーヴンガットイーヴンが23歳で死亡(アメリカ)[生産]


 レーンズエンド牧場は18日、100万ドル以上を稼いだG1馬スティーヴンガットイーヴン(Stephen Got Even 父エーピーインディ 23歳)が死んだと発表した。

 同馬を2001年から2015年の種牡馬引退まで供用していたレーンズエンド牧場(ケンタッキー州)からの発表には、「スティーヴンガットイーヴンがいなくなり大変寂しくなります。彼の優しい性格は長く記憶にとどめられることでしょう」と記されていた。

 スティーヴンガットイーヴンは、レーンズエンド牧場のウィリアム・S・ファリッシュ(William. S. Farish)氏とWS・キルロイ(W.S. Kilroy)氏により生産された。母はコックスリッジ(Cox's Ridge)の牝馬イマース(Immerse)。1997年キーンランド71歳セールにおいてスティーヴン&トーミスー・ヒルバート(Stephen and Tomisue Hilbert)夫妻により325,000ドル(約3,575万円)で購買された。同馬は2000年ドンHG1)と1999年ギャラリーファーニチャードットコムSG2 現ジェフルビーSG3)]を制し、1999年ウッドワードSG1)で3着となった。

 スティーヴンガットイーヴンは母イマースが出した3頭のブラックタイプ勝馬のうち最初の1頭であり、唯一の重賞勝馬である。通算成績は115勝(21回、31回)、獲得賞金は1019,200ドル(約11,211万円)。

 種牡馬としてはブラックタイプ勝馬38頭を出した。優秀な産駒には、2005年最優秀2歳牡馬のスティーヴィーワンダーボーイ(Stevie Wonderboy)、クラシック競走3着内馬でG1馬のファーストデュード(First Dude)、G1馬アイウォントリベンジ(I Want Revenge 201811月に死亡)がいる。また世界全体では6頭の産駒が最優秀馬に選出されている。

 スティーヴンガットイーヴン産駒は全体で5,050万ドル(約555,500万円)以上の賞金を獲得しており、出走馬1頭あたりの平均獲得賞金は68,640ドル(約755万円)。

 同馬はレーンズエンド牧場に埋葬される。


By Eric Mitchell

1ドル=約110円)


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