海外競馬ニュース
2019年08月22日 - No.32 - 2
英ダービー4着のブルーム、武豊騎手とともに凱旋門賞に参戦予定(フランス・日本)[その他]
ブルーム(Broome 父オーストラリア)は、日本人馬主の松島正昭氏により購買された。伝説的ジョッキーの武豊騎手とともに凱旋門賞(G1 10月6日 パリロンシャン)に参戦する予定である。
英ダービー(G1)4着のブルームは、これからもエイダン・オブライエン調教師に管理される。前走の愛ダービー(G1 6月29日 カラ)では、同厩舎のソブリン(Sovereign)の6着に敗れている。
最終目標は凱旋門賞だが、オブライエン調教師は9月の英セントレジャーS(G1 ドンカスター)への出走も予定していると述べた。同馬はこれまで、マイケル・テイバー氏、デリック・スミス氏、ジョン・マグニア氏により所有されていた。
ブルームは今シーズン前半にバリーサックスS(G3)、デリンスタウンスタッドダービートライアル(G3)で優勝しており、凱旋門賞の単勝オッズは現在26倍~41倍とされている。
オブライエン調教師はこう語った。「ブルームは素晴らしい牡駒です。新しい日本人オーナーも満足することでしょう。凱旋門賞を目標としていますが、その前に英セントレジャーSに出走させるかもしれません。時期が近づいてきたら正式に決定します」。
ブルームの新たなオーナーは、昨年7月にメシドール賞(G3 メゾンラフィット)を制したジェニアル(父ディープインパクト)も所有している。
By David Jennings
[Racing Post 2019年8月21日「Arc the target for Broome after purchase by Japanese owner」]