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海外競馬ニュース
2024年05月16日  - No.18 - 1

ロマンチックウォリアー、安田記念への参戦が決定(日本・香港)[その他]


 ダニー・シャム調教師(香港)は、チャンピオンであるロマンチックウォリアーが6月2日に東京競馬場で行われる安田記念に出走することを表明した。同馬は今季G1レース5勝目を狙う。同じく香港馬のヴォイッジバブルも出走予定である。

 シャム調教師は、オーナーのピーター・ラウ氏と話し合った結果、G1レース7勝馬ロマンチックウォリアーとともに今季2度目の海外遠征を決断した。

 「日本へ行きます。5月21日ごろに香港を出発する予定です」

 同馬は4月28日に行われたクイーンエリザベス2世カップ(G1、2000m)を僅差で勝利して史上初の同レース3連覇を達成し、香港ジョッキークラブのレーティング133を保持する。その後の回復について、シャム調教師は「彼は大丈夫でしょう。もっと良くなりますよ」とコメントした。

 日本遠征には、ロマンチックチャームが帯同する。同馬は、ロマンチックウォリアーが昨年10月28日に香港馬として初めてコックスプレート(G1、2040m、ムーニーバレー競馬場)を勝利した際にも帯同した。

 その後、香港カップ(G1、2000m)、香港ゴールドカップ(G1、2000m)、クイーンエリザベス2世カップに勝利したロマンチックウォリアーは、アイヴァン・アラン調教師のフェアリーキングプローン(2000年)、トニー・クルーズ調教師のブリッシュラック(2006年)に続く香港馬による安田記念制覇を目指す。

 シャム調教師の管理馬による最近の日本参戦には、3月24日に中京競馬場で行われた高松宮記念(G1、1200m)で3着に入ったスプリンター、ヴィクターザウィナーがいる。

 19戦14勝2着3回という成績を残しているロマンチックウォリアーだが、1600mでのレース経験は2度しかなく、2022年香港クラシックマイルで優勝したのち2023年のスチュワーズカップ(G1)ではゴールデンシックスティに1馬身差の2着に終わっている。

 安田記念ではザック・パートン騎手がヴォイッジバブルに騎乗予定のため、ジェームス・マクドナルド騎手がロマンチックウォリアーと再びコンビを組むことになりそうだ。

 シャム調教師は現在香港で今季43勝をあげており、調教師リーディング6位につけている。

By Leo Schlink

[racingnews.hkjc.com 2024年5月10日「Romantic Warrior confirmed for G1 Yasuda Kinen」]


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