海外競馬ニュース
2024年08月01日 - No.29 - 1
D.レーン騎手、ヴィクトリア州で初のリーディング獲得(オーストラリア)[その他]
ダミアン・レーン騎手は、ブレッチングリーSの開催日(コーフィールド競馬場)に2勝を挙げ、自身初となるヴィクトリア州(メトロポリタン地区)のリーディングジョッキータイトルを確定させた。
30歳になったレーン騎手は、以前からリーディング候補として名前が挙がっていた。シーズンも残すところ1開催日となり、2位のブレイク・シン騎手に13勝差をつけたことからリーディングジョッキーのタイトルは明確なものとなった。
「苦労した長い一年でしたし、多くの犠牲を伴う年でもありました。リーディングを取って決して大喜びはしたくなかったです。ブレイクがかなり勝ち星を重ねていたので、最後まで必死でした。少しリードを保って確定できたのはよかったですね」と、レーン騎手はコメントした。
メトロポリタン地区での競馬は残り8レースとなったが、レーン騎手はこれまで489レースに騎乗し88勝を挙げ、勝率18%という素晴らしい成績を残している。
また、今シーズンのレーン騎手はこれまでメトロポリタン地区だけで1,060万豪ドル(約10億6,000万円)を獲得し、ヴィクトリア州全体のリーディング争いでも148勝とトップに立ち、ブレイク・シン騎手に30勝差を付けている。
レーン騎手は昨シーズンの大部分を日本で騎乗していたが、今シーズンは騎乗停止により日本で過ごすことが叶わず、シーズン開始前からメトロポリタン地区で初のリーディング獲得を目標に掲げていた。
By Tim Yeatman
(1豪ドル=100円)
[Racing.com 2024年7月28日「Lane wraps up Melbourne premiership」]