サンタアニタ競馬場のプロライド馬場、騎手たちが絶賛(アメリカ)【その他】
サンタアニタ競馬場に敷設されたプロライド馬場はオークツリー開催初日の9月24日、初めて競走に供され、見事に合格点を与えられた。
サンタアニタ競馬場の冬・春開催のリーディングジョッキーであるラファエル・ベハラーノ(Rafael Bejarano)騎手は、オッズ1.7倍の本命馬コスタマルタ(Costa Marta 2歳牝馬)を3馬身1/2差で優勝に導いた後、コメントを求められた。
ベハラーノ騎手はレース後、馬場の評価するよう言われて、一瞬考えてから、「私は“A”と評価します」と答えた。
ヒートロジー(Heatology)に騎乗し4着に終わったジョー・タラモ(Joe Talamo)騎手もまた、馬場に関する意見を求められた。
「1レース走っただけで多くを言いたくはありませんが、“A”と評価したいと思います。走り心地は大変良かったですし、ラップタイムはまずまずでした」。
ヒートロジーは、2ハロン(400 m)のラップタイムが22秒27というハイペースで走行し、半マイル(800 m)を45秒34で走行した。コスタマルタの勝ちタイムは、1300 mを1分16秒59であった。
タラモ騎手は、「スピード馬場ではなく、1年前の馬場よりも少し遅い馬場です」と述べた。
サンタアニタ競馬場は10月24〜25日、ブリーダーズカップが開催される予定である。ベハラーノ騎手は同競馬場のプロライド馬場に切り替える前のクッショントラック馬場(冬・春開催が施行された)とは走り心地が違うことを認めた。
「わずかに違って感じます。クッショントラックよりも柔らかい感じです」。
サンタアニタ競馬場のロン・チャールズ(Ron Charles)場長は、初めのレースに騎乗した騎手たちに対して独自の調査を行った後、満足した。
チャールズ場長は、「騎手たちは皆、新しい馬場を絶賛しています」と述べた。
デーヴィッド・フローレス(David Flores)騎手、タイラー・ベーズ(Tyler Baze)騎手、マイケル・ベーズ(Michael Baze)騎手もまた、肯定的なコメントをした。
By Larry Stewart
[thoroughbredtimes.com 2008年9月24日「Jockeys endorse Santa Anita’s surface after opener」]