フィラデルフィアパーク競馬場、新種馬券の発売を開始(アメリカ)【開催・運営】
北米のいくつかの競馬場においてアトラクションとしてすでに人気がある123馬券(123racing bet)が10月10日、フィラデルフィアパーク競馬場においてパリミューチュエル賭事として初めて発売された。
このファンタジーゲームのような役割を果たす賭事は、多くのサッカーや野球のファンの間で人気があり、いろいろな方法で実施されている。競馬においては、賭事客は6レースの馬を選択し、その1着、2着、3着の単勝・複勝の払戻金額を足してポイントを争う。
賭事客は1枚2ドル(約200円)の馬券で、対象6レースをそれぞれ1頭ずつ6頭の馬を選択する。当該馬券において、もし1つのレースにおいて選択した 馬が3着までに入着しなくても、他のレースで上位馬を的中させる可能性があるため賭事は続き、6レース全体の終了後、最も合計ポイントの多い3人の賭事客 にプールされた賭金(払戻金)が分配される。
馬券は、競馬場内の窓口と自動発売機において購入することができる。
レーシングワールド・テクノロジー社(RacingWorld Technology)のCEOロバート・アール(Robert Earle)氏は、「私たちは米国に123馬券を提供することにワクワクしています。お試し無料馬券のキャンペーンで好評を博しており、123馬券は、幅 広い競馬ファンが賭事を楽しめる新しいエキサイティングな方法を提供すると確信しています」と語った。
レーシングワールド・テクノロジー社はモンマスパーク、メドウランズおよびウッドバイン競馬場のウェブサイトを通して123馬券に類似した賭事を無料で 提供してきた。レーシングワールド・テクノロジー社がこの賭事を開発し、運営免許はトート会社であるサイエンティフィック・ゲームズ・レーシング社 (Scientific Games Racing)に与えられている。
By Frank Angst
(1ドル=約100円)
[thoroughbredtimes.com 2009年10月19日「Philadelphia Park wager features fantasy sports feel」]