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海外競馬情報
2009年12月11日  - No.24 - 1

チャーチルダウンズ競馬場、2010年に夜間開催を拡大(アメリカ)【開催・運営】


 チャーチルダウンズ競馬場は2009年の3日間の夜間開催の成功を受けて、2010年に照明下で6日間の夜間開催を施行することを予定している。

 チャーチルダウンズ競馬場は、春開催においては4金曜日(2010年6月11日、18日、25日、7月2日)に、また秋にはハロウィンにあたる10月31日(土)と11月19日(金)に、夜間開催を行う予定である。

 2009年の“日没後のダウンズ(Downs After Dark)”開催は3日間施行されて、1日平均入場者数は2万9705人で、7月2日には、ケンタッキーダービー(G1)、ケンタッキーオークス(G1) およびブリーダーズカップ以外の開催では最多の入場者数となる3万3481人を集めた。

 チャーチルダウンズ競馬場のケヴィン・フラナリー(Kevin Flanery)場長は、「私たちは、“日没後のダウンズ”開催をファンにとって特別な体験イベントとして続けていくことを望んでいます。この春の3日間 の夜間開催では、チャーチルダウンズ競馬場はケンタッキー州ルイビルで最高に熱いナイトスポットとなりました。大げさに言えば、私たちの競馬場は町で最も 盛大なパーティー会場となったのです。照明下で行う独自のイベントは競馬場で競馬を楽しむことを再評価させ、地域において、そして競馬産業において、とて つもない熱狂を創生しました」と語った。

 2009年の夜間開催は仮設照明の下で施行された。チャーチルダウンズ競馬場は11月17日、同競馬場に常設照明を設置するためにムスコ・ライティング 社(Musco Lighting)を選定したと発表した。同競馬場は仮設照明設置の際もムスコ・ライティング社と一緒に取り組んでいた。

 フラナリー場長は、ケンタッキーのホースマンと地域共同体が夜間開催を成功させるのに一役買ったことを指摘した。

 同場長は、「ホースマングループ、地域の諸団体および競馬場職員のチームワークと支持がなければ、またグレーター・ルイビル(Greater Louisville)の地域社会の素晴らしい援助と関与がなければ、夜間開催は成功していなかったでしょう。私たちの2010年の目標は、6日間の特別 な“日没後のダウンズ”開催において、根っからの競馬ファンばかりでなく、たまに競馬場に来る顧客およびお祭り騒ぎが好きな客層に同じレベルの興奮を与え ることです」と語った。

 チャーチルダウンズ競馬場は11月17日、競馬ファンが、ケンタッキーダービー、ケンタッキーオークスおよび夜間開催の際の指定席や前売りの入場券を購入できるウェブサイト(tickets.churchilldowns.com)の立ち上げについても発表した。

 

By Frank Angst

(関連記事)海外競馬情報2009年No.7「チャーチルダウンズ競馬場の夜間開催、若年層に人気(アメリカ)」、海外競馬ニュース2009年No.41「チャーチルダウンズ競馬場、常設照明を設置 (アメリカ)」


[thoroughbredtimes.com 2009年11月17日「Churchill schedules six night racing dates in 2010」]


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