海外競馬情報
2011年01月28日 - No.2 - 1
2011年はグレード競走が13レース減少(アメリカ)【開催・運営】
12月1日にケンタッキー州レキシントンで年次評価を行ったアメリカ・グレード委員会(American Graded Stakes Committee)によれば、2011年にはグレード競走が13レース減少するだろう。
G1からG3までのグレード格付けは、7万5,000ドル(約750万円)以上の賞金を拠出していた米国のあらゆるステークス競走の合計689レースのうち、474レースに与えられた。格付け資格のあるステークス競走のうち68.8%がグレードを獲得したことになる。
2011年にはブリーダーズカップの2レースが格上げされるだろう。BCジュヴェナイルターフはG2からG1に格上げされ、BCマラソンはG3からG2に格上げされる。
3冠競走のステップ競走であるケンタッキー州の2つのステークス競走、つまりターフウェイパーク競馬場のレーンズエンドSとキーンランド競馬場のクールモアレキシントンSは、G2からG3に格下げとなる。しかしこの変更は、ケンタッキーダービー(G1)に出走するために要求されるグレード競走での収得賞金には影響を与えない。
ウエストヴァージニア州にあるカジノ併設のチャールズタウン競馬場は、77年の歴史において初めてのグレード競走を獲得した。2009年に設立された賞金総額100万ドル(約1億円)のチャールズタウンクラシックSは、2011年にはG3競走となる。
(1ドル=約100円)
[The Blood-Horse 2010年12月11日「Thirteen Fewer Graded Stakes For 2011」]