ドバイワールドカップデーに総賞金100万ドルの長距離レースを追加(ドバイ)【開催・運営】
総賞金100万ドル(約9,000万円)の長距離レースがドバイワールドカップデーに追加される。このことにより、2012年3月31日にメイダン競馬場で施行される同開催はアラブ馬のレースを含む9レースから構成されることとなるだろう。
競走名ドバイゴールドカップ(G3)・距離3200mが追加され、2012年には開催日数が16日に拡大されるドバイワールドカップカーニバルのクライマックスを飾るドバイワールドカップデーの賞金総額は2,725万ドル(約24億5,250万円)となり、世界一の賞金額が提供されることになる。
このレースは以前、DRCゴールドカップとして施行されており、2011年はゴドルフィンのウィスパリングギャラリー(Whispering Gallery)が優勝し、ゲイリー・ムーア(Gary Moore)厩舎のバーゴ(Bergo)が2着となった。
また、2010年に追加されたアルクォーツスプリント競走は2012年にはG1に格上げさて施行される。
メイダン競馬場のCEOであるサイード・フマイド・アル=タイヤー(Saeed Humaid al Tayer)氏は、「ドバイワールドカップとメイダン競馬場で施行される競馬の人気は高まっていますので、引き続き競馬の発展を促さなければなりません」と語った。
そして次のように続けた。「ドバイワールドカップカーニバルは世界中の競馬カレンダーの中で、最も重要なものとして位置づけられるほど発展しました。そしてドバイワールドカップとドバイワールドカップカーニバルの更なる発展は、ドバイが世界中の最優良馬の冬の遠征先となることを確実にするでしょう」。
「私たちはこれまでに達成したことに満足していますが、今後もメイダン競馬場、ドバイワールドカップそしてアラブ首長国連邦は競馬において素晴らしい経験を提供するために将来に目を向けていきます」。
2004年のドバイ・インターナショナル・レーシング・カーニバルから発展したドバイワールドカップカーニバルは2012年は1月5日(木)から16日間行われ、この日は2日間のメイダンマスターズ国際騎手選手権の初日でもある。
By Jason Ford
(1ドル=約90円)
[Racing Post 2011年10月6日「$1m stayers' race added to Dubai World Cup card」]