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海外競馬情報
2017年12月20日  - No.12 - 3

2018年からハードコピーの産駒証明書をデジタル化(アメリカ)【生産】


 米国ジョッキークラブはサラブレッド生産者に対し、2018年に誕生するサラブレッドから産駒証明書はハードコピーではなくデジタルになることを念押しした。産駒証明書のデジタル化は、2016年8月14日の競馬に関する円卓会議(Round Table Conference on Matters Pertaining to Racing)で初めて発表されていた。

 生産者および生産者の代理人は、登録手続きをネット上で行うことができる"双方向登録(Interactive Registration)"のアカウントをまだ取得していない場合は、「registry.jockeyclub.com」でサインアップしなければならない。

 米国ジョッキークラブの上席副理事長兼専務理事であるマット・ユリアノ(Matt Iuliano)氏は、「産駒登録証明書の手続きをする方々に、"双方向登録"のアカウントをまだ取得していないのであれば、今から2018年初めまでにサインアップするよう勧めています。デジタル産駒証明書を利用することで、各機関の間で産駒証明書をクリック1つで簡単に移行させることができます。待ち望まれてきたこの変更が実施に移されることを楽しみにしています」と語った。

 キーンランド協会(Keeneland Association)の競走・セリ担当副理事長であるボブ・エリストン(Bob Elliston)氏は、「ジョッキークラブがこのデジタル化を主導して進めようとしていることを歓迎しています。毎年膨大な数の産駒証明書を取り扱っていることを考えれば、産駒証明書のデジタル化はキーンランド協会の業務効率を向上させ、世界中のホースマンの利便性を高めるでしょう」と語った。

 デジタル産駒証明書は2018年春から正式に実施されるが、それについてのさらなる情報は来年初めに入手可能となる予定。

[The Jockey Club Press Release 2017年11月29日「Digital Foal Certificates Replacing Hard Copies in 2018」]


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