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2018年09月21日  - No.9 - 6

ガリレオ、G1優勝産駒73頭で父の記録に並ぶ(アイルランド)【生産】


 9月16日、ガリレオ産駒のフラッグオブオナー(Flag Of Honour)は愛セントレジャー(G1 カラ競馬場)を制した。これによりガリレオは、父サドラーズウェルズの"G1優勝産駒73頭"という記録に並んだ。

 長年リーディングサイアーに君臨しているガリレオは以前から、偉大な父との差を縮めてきた。そして今や、父の栄光を色褪せさせるだけでなく、デインヒルの"G1優勝産駒84頭"の記録に挑める地位にいる。今後、すでに確立してきたレガシー(遺産)の重大性をさらに高めていくだろう。

 この日、ガリレオがこの記録に並ぶチャンスは何度かあったが、それを達成させたのはステイヤーのフラッグオブオナーだった。もう1頭のガリレオ産駒オーダーオブセントジョージ(Order Of St George 2015年・2017年愛セントレジャー優勝馬)は最近引退しているので、フラッグオブオナーはタイムリーに勇敢なパフォーマンスを見せたことになる。

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    レーシングポストレーティング(RPR)によるガリレオの優良産駒
       RPR143 フランケル
       RPR132 リップヴァンウィンク
       RPR131 ニューアプローチ
       RPR129 オーストラリア
       RPR127 ナサニエル、ユリシーズ、ソルジャーオブフォーチュン

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 ガリレオは2008年からクールモアスタッド(アイルランド)で、プライベート価格で供用されている。世界中の平地レースで走る産駒の獲得賞金は、合計で7,000万ポンド(約101億5,000万円)以上に上る。

 ガリレオのG1優勝産駒のほとんどは、英国でG1初勝利を挙げている。フランケルをはじめとするガリレオ産駒は、G1競走を英国で31勝、アイルランドで29勝、フランスで20勝、米国で11勝、豪州で7勝している。また、香港・ドバイ・カナダ・イタリア・南アフリカでもG1勝利を挙げ、ガリレオのG1優勝産駒73頭は合計でG1・155勝を果たしている。

By Mark Scully

(1ポンド=約145円)

[Racing Post 2018年9月16日「Galileo joins his father Sadler's Wells with 73rd worldwide Group 1 winner」]


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