- 【A】 ランドウィック競馬場 <日程>
- 【B】 ローズヒルガーデンズ競馬場 <日程>
- 【C】 カンタベリーパーク競馬場 <日程>
- 【D】 ウォリックファーム競馬場 <日程>
- 【E】 フレミントン競馬場 <日程>
- 【F】 ムーニーバレー競馬場 <日程>
- 【G】 コーフィールド競馬場 <日程>
- 【H】 イーグルファーム競馬場 <日程>
- 【I】 ドゥームベン競馬場 <日程>
- 【J】 ゴールドコースト競馬場 <日程>
- 【K】 アスコット競馬場 <日程>
- 【L】 ベルモント競馬場 <日程>
- 【M】 モーフェットビル競馬場 <日程>
- 【N】 モーブレイ競馬場 <日程>
【オーストラリアの競馬】
南半球にあるオーストラリアでは、競馬は8月1日から翌年7月までが1シーズンです。
競馬は非常に盛んで、広い国土に大小数百の競馬場があり、競馬開催は地域ごとのカーニバルとともに盛り上がります。
例えば1861年以来、毎年11月に行われるメルボルンカップは州の休日になっているほどで、南半球最大のレースといわれています。
競馬開催は各地域のジョッキー・クラブによって運営され、都市部と地方では賞金やランクが異なります。
オーストラリアで初めて競馬が行われたのは1810年ですが、サラブレッドが輸入された1830年代から大きく進展しました。
生産頭数は米国に次いで世界第2位を誇り、繁殖シーズンの違いを利用して日本からも有力な種牡馬がシャトルスタリオンとなっています。
ランドウィック競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 ランドウィック競馬場で最初の競馬が行われたのは、1833年6月のことです。最初のレースは2頭の競走馬によるプライベートレースでした。その後コースの劣化や競馬場周辺の治安の悪化が原因で、1840年に競馬場は一旦閉鎖します。 その後、NSW州のレース体系を構築する目的で発足されたオーストラリアジョッキークラブ(AJC)によって競馬場の修復が行われ、1860年5月29日に6,000人の観衆を集めてランドウィック競馬場でのレースが再開されました。 翌年にはオーストラリアンダービーが設立され、ランドウィック競馬場はシドニーを代表する競馬場へと成長します。1992年2月22日には、エリザベス女王がランドウィック競馬場を訪問し、ランドウィック競馬場は"ロイヤル"の称号を与えられました。 2011年2月に、ACJとシドニーターフクラブ(STC)が合併し、オーストラリアターフクラブ(ATC)が設立されました。ATCは現在シドニーの4つの競馬場(ランドウィック、ローズヒルガーデンズ、ウォリックファーム、カンタベリーパーク)を所有し、競馬を開催しています。 また、2014年4月には賞金総額2,000万豪ドルのザチャンピオンシップス(The Championships)開催が創設されました。開催中はオーストラリアンダービーやドンカスターマイルを含む多数のG1競走が施行され、世界中から有力馬が集まります。 ●競馬場への行き方 ランドウィック競馬場はシドニーの中心街(Central Business District)から5キロ、シドニー国際空港から10キロの位置にあります。 レース開催日には、Eddie AvenueにあるCentral Stationからランドウィック競馬場までの往復バスが運行しています。 メインコースは右回りの芝コースで、一周距離はNSW州最大の約2,227メートルです。このコースは長方形のような四角い形をしており、その直線距離は約410メートルです。 その内側には約2,088メートルの全天候型コースあり、直線距離は約400メートルです。 |
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●主要競走 4月のザチャンピオンシップス開催においては、オーストラリアンダービー、クイーンエリザベスS、ドンカスターM、シドニーカップ、ATCオークスを含むG1競走が2日間で計8つ施行されます。また9~11月のシドニースプリングカーニバル開催でも、エプソムHやメトロポリタンHなどのG1競走が行われます。年間を通して20近くのG1競走、その他多数の重賞競走を施行しています。 ●馬券 馬券一覧はこちら
2017年9月現在のデータです |
ローズヒルガーデンズ競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 演劇界の企業家であるジョン・ベネットが、シドニー郊外に位置するローズヒルの広い敷地を競馬場建設目的で購入したのは、1883年のことです。その後1885年4月にローズヒルガーデンズ競馬場がオープンし、初めてのレースが行われました。ベネットは1888年に、競馬場まで私営鉄道の線路も建設しました。 ランドウィック競馬場と共にシドニーの2大場として知られているローズヒルガーデンズ競馬場は、毎年3月に、2歳戦としては世界最高賞金350万豪ドルを誇るゴールデンスリッパーを始めとする多数のG1競走を施行しており、シドニーの秋の競馬を盛り上げます。 なお、ローズヒルガーデンズ競馬場は2011年までシドニーターフクラブ(STC)によって所有されていましたが、STCとオーストラリアジョッキークラブ(AJC)が合併してオーストラリアターフクラブ(ATC)が設立されたため、現在はATCによって所有されています。 ●競馬場への行き方 ローズヒルガーデンズ競馬場は、シドニーの中心部(Central Business District)から西へ22kmのところにあります。シドニー国際空港からは車やバスを利用して1時間程度の距離です。 開催日には、シドニー中心部から競馬場駅(Rosehill Gardens Racecourse Station)までの直通電車の運行があります。また、競馬場最寄りのパラマタ(Parramatta)駅から競馬場までの区間、およびストラスフィールド(Strathfield)駅から競馬場までの区間は、無料シャトルバスも運行しています。 写真協力:Australian Turf Club ●コース 四角い形をした右回りの芝コースは一周約2,048メートルで、直線距離は約408メートルです。 その内側には調教用のダートコースもあります。 |
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●主要競走 3月に行われるゴールデンスリッパーカーニバル開催では、世界最高賞金の2歳戦であるゴールデンスリッパー、タ ンクレッドS、ジョージライダーS、ランベットS、ローズヒルギニーズ等を含む計8つのG1競走が数日間にわたって施行されています。また春のシドニースプリングカーニバル開催においても、ゴールデンローズ(G1)が行われます。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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カンタベリーパーク競馬場の紹介 | |
写真協力:Australian Turf Club ●競馬場の概要 カンタベリーでは1840年代から競馬が行われており、地元の人々によって定期的に所有馬同士を競わせるようなレースが開催されていたと言われています。以来、何度か開催が途切れますが、1884年にはカンタベリーパークレースクラブによってスタンドやコースが建設され、競馬が再開されます。1945年にシドニーターフクラブ(STC)が競馬場を購入し以後開催を続けてきましたが、2011年にSTCとオーストラリアジョッキークラブ(AJC)が合併してオーストラリアターフクラブ(ATC)が設立されたため、現在競馬場はATCによって所有されています。 また、カンタベリーパーク競馬場では、シドニー唯一のナイト競馬を開催しており、人気を博しています。 ●競馬場への行き方 カンタベリーパーク競馬場はシドニーの中心地区から南西に10キロ、車で15分の場所にあり、都心のどこからでも簡単にアクセスできます。 鉄道の場合は、Central StationからT3 Bankstown Lineに乗って20分ほどでCanterbury Stationに到着し、そこから競馬場までは徒歩5分です。また開催日には、Everton RoadにあるStrathfield駅から競馬場までの往復シャトルバスの運行があります。 写真協力:Australian Turf Club ●コース 右回りの芝コースは一周1,563メートルで、直線距離は308メートルです。ATCが所有するシドニー4大競馬場の中で、一番コンパクトなコースです。
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●主要競走 現在、重賞競走は行われていませんが、カンタベリークラシックなどのリステッド競走が施行されています。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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ウォリックファーム競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 NSW州の政治家で馬主でもあったウィリアム・ロングが、ウォリックパークの土地を購入したのは1880年代初めのことです。ロングはこの場所に厩舎やトラックを建設しました。その後1882年にウォリックパークは馬主のウィリアム・フォレスターに売却され、フォレスターのイニシャルと合わせるためにウォリックファームと改名されました。フォレスターは後に、ウォリックファーム・レーシングクラブを設立し、ウォリックファームにおける競馬の発展に寄与します。 その後、競馬場の所有者は何度か変わりますが、1922年にオーストラリアジョッキークラブ(AJC)がウォリックファーム競馬場を購入し、1925年に初のレースを開催します。なお、2011年にAJCとシドニーターフクラブ(STC)が合併してオーストラリアターフクラブ(ATC)が設立されたため、現在競馬場はATCによって所有されています。 今日のウォリックファームは競馬観戦だけでなく、緑にあふれた広い敷地でピクニックなどを楽しむ家族連れにも人気がある、アットホームな競馬場です。 ●競馬場への行き方 ウォリックファーム競馬場はシドニーの中心から南西に30キロの位置にあり、車では1時間ほどの距離です。 鉄道の場合は、シドニー中心街からT2、T3あるいはT5ラインを利用すればWarwick Farm駅まで1時間20分ほどで行くことが出来ます。駅から競馬場までは徒歩10分です。また、開催日には、Strathfield駅から競馬場までの往復シャトルバスの運行があります。 三角の形をした右回りの芝コースは一周1,937メートルで、直線距離は326メートルです。 |
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●主要競走 現在G1競走は施行されていませんが、ガイウォルターS、スカイラインS、スィートエンブレイスSといったG2競走が行われています。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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フレミントン競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 ヴィクトリア州メルボルンにあるフレミントン競馬場は、メルボルンカップの開催地として有名なオーストラリアを代表する競馬場です。 現在のフレミントン競馬場で初めて開催が行われたのはメルボルンへの入植が始まって5年後の1940年3月のことで、創設当時はメルボルン競馬場と呼ばれていました。メルボルンの中心地から競馬場へ行く経路にフレミントンと言う町があったことから、この地名にちなんでフレミントン競馬場と呼ばれるようになったと伝えられています。 1961年には、"The Race That Stops The Nation(=国を止めるレース)"の別名を持つメルボルンカップが創設されました。メルボルンカップは、1850年代のゴールドラッシュおよび1880年代の土地高騰によって富を得て急成長したメルボルンの成長と共に、国内における最大のスポーツイベントの1つとなるまでに発展を遂げました。 レース開催日の11月第1火曜日はヴィクトリア州の祝日に指定されており、この日だけで毎年10万人を超える入場者を記録し、大変な賑わいを見せています。 なお、競馬場を所有・運営しているのは、1871年に法令により正式な管理権を与えられたヴィクトリアレーシングクラブ(VRC)です。 ●競馬場への行き方 フレミントン競馬場は、メルボルン市内からわずか5kmの距離にあり、大変アクセスしやすい競馬場です。 開催日にはFlinder Street駅、あるいはSouthern Cross駅から、フレミントン競馬場までの特別列車が運行しています。また、Elizabeth Street とFlinders Streetの交差点から出発するNo. 57(West Maribyrnong行)のトラムに乗って、30番(Flemington Drive)で降りると競馬場の入口まで行くことが出来ます。 フレミントン競馬場のメインコースは、大きなコーナーと長い450メートルの直線を備えた洋ナシ形の広々としたコースで、一周距離は2,312メートルです。また、"The Straight Six"と呼ばれる1,200メートルの直線コースもあります。 |
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●主要競走 目玉開催は何と言っても、11月に4日間にわたって行われるメルボルンカップカーニバルです。この期間には、メルボルンカップを始めとして、ヴィクトリアダービー、クラウンオークス、エミレーツS等の計10のG1が施行されます。その他にも、2・3月にはグローバススプリントチャレンジの初戦であるブラックキャビアライトニングSや、オーストラリアンカップ等のG1競走が行われています。年間を通して多数の重賞競走を施行しています。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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ムーニーバレー競馬場の紹介 | |
写真協力:Moonee Valley Racing Club ●競馬場の概要 ヴィクトリア州郊外にあるムーニーバレー競馬場で、初めての競馬が開催されたのは1883年のことです。創設者のウィリアム・サミュエル・コックスが、この地に競馬場を建設するために農場を購入したのがそのきっかけです。 メルボルンの競馬場の中では規模の小さいムーニーバレー競馬場ですが、オーストラリア最強馬決定戦の1つであるコックスプレートの開催場として世界的に有名です。コックスプレートは、1922年の創設以来、ファーラップ、キングストンタウン、ジャパンカップ優勝馬であるベタールースンアップ、メルボルンC3連覇のマカイビーディーヴァを含む多数の名馬を輩出してきました。なお競走名は、ムーニーバレー競馬場の発展に尽力したウィリアム・サミュエル・コックスに由来しています。 競馬場の所有・運営はムーニーバレーレーシングクラブが行っています。 ●競馬場への行き方 ムーニーバレー競馬場は、メルボルンの中心部から北西に6キロのところにあります。メルボルン空港からは車で20分の距離です。 鉄道の場合はフリンダーズストリート駅からクレイギーバーン(Craigieburn)線に乗ると20分ほどで競馬場最寄りのムーニーポンズ駅に到着します。駅から競馬場までは徒歩で10分です。またエリザベスストリートからトラムNo.59に乗って競馬場近くの交差点(Moonee Ponds Junction)まで行くことも出来ます。 長方形のような形をした左回りの芝コースは一周1,805メートルで、直線が173メートルと大変短いのが特徴です。 |
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●主要競走 10月末に行われる春のコックスカーニバルにおいては、コックスプレート以外にもG1のマニカトSが施行されます。またコックスプレートの翌日には1200メートルのG1、モイエS(The Moir Stakes)も行われています。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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コーフィールド競馬場の紹介 | |
写真協力:Melbourne Racing Club ●競馬場の概要 コーフィールド競馬場は、フレミントンと並んでメルボルン地区を代表する競馬場で、初めての開催が行われたのは1859年のことです。当初、この一帯は草木が生い茂った藪と湿地で大変な状態だったため、競馬場はザ・ヒース(荒れ地)と言う愛称が付けられました。近代的に整備された今でも、コーフィールド競馬場はその名で親しまれています。 1879年には、コーフィールド競馬場の目玉競走あるコーフィールドカップが創設されました。コーフィールドカップはオーストラリアの最高のステイヤー競走の1つとして位置づけられており、オーストラリアの競馬人なら誰もが目指す名誉あるレースです。また、同競走はメルボルンカップやコックスプレートの重要な前哨戦として国際的にも知られており、毎年日本を含む世界から有力馬を集めています。 なお、競馬場の所有・運営はメルボルンレーシングクラブが行っています。 ●競馬場への行き方 コーフィールド競馬場は、メルボルンの市街地(CBD)から南東に8キロのところにあります。メルボルン空港からは車で45分の距離です。 鉄道の場合はフリンダーズストリート駅からCranbourne、Frankston、PakenhamあるいはDandenong線のいずれかに乗ると15分ほどで競馬場目の前にあるコーフィールド駅に到着します。 トラムで行く場合は、メルボルン市内からスワンストンストリートに沿って走る3番系統(平日運行)あるいは3a番系統(週末運行)のトラムに乗って、競馬場前の停留所(56番)で下車ください。所要時間は約25分です。 五角形のような形をした左回りの芝コースは一周2,080メートル(内側)で、直線距離は367メートルです。 1996年の競馬場改修工事の際、向こう正面に外側のサーキットが追加で敷設されました。外側lコースの距離は2,160mです。 |
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●主要競走 目玉開催は春(10月)に行われるコーフィールドカップカーニバルです。3日間にわたるカーニバルにおいては、コーフィールドカップの他にも、コーフィールドS、コーフィールドギニー、1000ギニーそしてトゥーラクSといったG1競走が施行されます。また、秋には2歳戦としては国内2番目の高額賞金を誇るブルーダイヤモンドS(G1)が呼び物となっています。その他にも多数の重賞競走を施行しています。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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イーグルファーム競馬場の紹介 | |
写真協力: Brisbane Racing Club ●競馬場の概要 ブリスベン郊外のアスコットに位置するイーグルファーム競馬場は、クイーンズランド州を代表する競馬場です。競馬の初開催は1865年に遡ります。 イーグルファーム競馬場は、その北東に隣接するドゥームベン競馬場とともに、ブリスベンレーシングクラブ(BRC)によって所有・運営されています。 イーグルファーム競馬場とドゥームベン競馬場は、毎年5~6月に開催されているブリスベンレーシングカーニバルの開催場として知られています。 ●競馬場への行き方 イーグルファーム競馬場はブリスベンの中心街から約10キロ、ブリスベン空港から約7キロの位置にあります。 公共機関を利用しても大変アクセスしやすいロケーションです。鉄道の場合は、ブリスベン市内からドゥームベン線に乗ってアスコット駅で下車すると、駅から競馬場まで直通の通路があります。また、市内アデレードストリートから300あるいは301系統のバスに乗って競馬場まで行くことも出来ます。 メインコースは一周2,027メートルの右回りの芝コースで、ゴール前の直線は434メートルです。 |
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●主要競走 目玉開催は毎年5~6月に開催されるブリスベンレーシングカーニバルです。開催中イーグルファーム競馬場では、クイーンズランドオークス、クイーンズランドダービー、ストラドブロークH等のG1競走の他、多数の重賞競走が施行されます。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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ドゥームベン競馬場の紹介 | |
写真協力: Brisbane Racing Club ●競馬場の概要 ブリスベン郊外のアスコットに位置するドゥームベン競馬場は、イーグルファーム競馬場に続いてクイーンズランド州を代表する競馬場です。 初開催が行われたのは1833年と伝えられています。 所有・運営はイーグルファーム競馬場と同様でブリスベンレーシングクラブ(BRC)です。 ドゥームベン競馬場はイーグルファーム競馬場とともに、毎年5~6月に開催されているブリスベンレーシングカーニバルの開催場として知られています。 ●競馬場への行き方 イーグルファーム競馬場はブリスベンの中心街から約10キロ、ブリスベン空港から約7キロの位置にあります。 鉄道の場合は、ブリスベン市内からドゥームベン線に乗ってドゥームベン駅で下車し、徒歩5分で競馬場です。また、市内アデレードストリートから301系統のバスに乗って競馬場まで行くことも出来ます。 メインコースは一周1,715メートルの右回りの芝コースで、ゴール前の直線は350メートルです。 |
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●主要競走 目玉開催は毎年5~6月に開催されるブリスベンレーシングカーニバルです。開催中ドゥームベン競馬場では、G1競走であるBTCカップ、ドゥームベンカップ、ドゥームベン10000以外にも、多数の重賞競走が施行されます。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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ゴールドコースト競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 クイーンズランド州のゴールドコーストでは1890年代からレースが行われていたと伝えられていますが、現在のゴールドコースト競馬場において定期的な競馬開催が始まったのは、サウスポート&ディストリクトアマチュアレースクラブ(現ゴールドコーストターフクラブ)が設立された1964年のことです。 創設当初、競馬はダート(サンド)コースで行われていましたが、1971年から毎週土曜日の開催が始まり、芝コースでのレースが施行されるようになりました。 毎年1月になるとゴールドコーストではマジックミリオンズのセリが行われるマジックミリオンズカーニバルが開催されます。 カーニバルではセリだけでなくファッションショーなどのイベントも多数行われ、最終日にはゴールドコースト競馬場でマジックミリオンズレースデーが施行されています。 この日はマジックミリオン2歳クラシックやマジックミリオン3歳ギニーを含む計9レースが施行され、1日の開催で総額賞金1,000豪ドルが提供されるため、クイーンズランド州競馬における夏の一大イベントとして国内外のホースマンから認識されています。 レースへの出走権はセール出身馬にしか与えられないので、これらのレースは準重賞扱いでグレードは付いていませんが、毎年大変な盛り上がりを見せるオーストラリア競馬のお祭りです。 ●競馬場への行き方 ゴールドコースト競馬場は、ゴールドコースト市の中心やサーファーズパラダイス(ビーチ)から車でわずか5分の距離にあります。またゴールドコースト空港からは車で約30分、ブリスベン空港からは約1時間ほどです。 週末の開催日には、トゥイードヘッズ(Tweed Heads)からサーファーズパラダイスまでの無料往復バスが運行しています。 メインコースは一周1,885メートルの右回りの芝コースで、ゴール前の直線は400メートルです。 |
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●主要競走 1月のマジックミリオンズレースデーが目玉開催で、マジックミリオンズのセール出身馬のみが出走できるマジックミリオン2歳クラシックやマジックミリオン3歳ギニー等、計9つの高額賞金レースが施行されます。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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アスコット競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 西オーストラリア州の競馬を代表するアスコット競馬場は、パース市街地から8キロほど東に位置しています。競馬場を所有しているのはパースレーシングです。初開催は1853年で、パースレーシングの前身である西オーストラリアターフクラブによってレースが行われました。 ●競馬場への行き方 パース市街地から競馬場までは車で15分程度ですが、開催日にはバーズウッド駅からアスコット競馬場正門口行きのシャトルバスが運行しています。パース空港からもアクセスしやすく車で15分ほどです。 写真協力:Perth Racing ●コース 一周2,000メートルの左回りの芝コースで、ゴール前の直線は300メートルです。 |
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●主要競走 春のアスコットレーシングカーニバルにおいては、土曜日に3週連続で、それぞれ総賞金100万豪ドルを誇るG1競走(キングストンタウンS、レイルウェイS、そしてウィンターボトムS)が施行されています。また、ニューイヤーデー(元旦)に施行されるパースカップ(G2)も地元のファンに親しまれている目玉競走です。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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ベルモント競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 ベルモント競馬場はパースにあり主に冬季(5月~10月)に競馬を開催しています。アスコット競馬場同様、パースレーシングの所有です。 初開催は1910年に遡りますが、当初は西オーストラリアトロッティング協会(WATA)によってハーネス競馬が行われていました。ハーネス競馬が他場に移ってから、サラブレッドのレースを開催するようになり、現在に至ります。 ●競馬場への行き方 パース市街地から競馬場までは車で10分程度、パース空港からも20分ほどです。 開催日には競馬場近くのバーズウッド(Burswood)駅からベルモント競馬場正門行の往復バスが運行しています。 一周1,699メートルの左回りの芝コースで、ゴール前の直線は333メートルです。 |
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●主要競走 6月のベルモントスプリント、ハイペリオンS、ストリックランドSといったG3競走が主要競走です。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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モーフェットヴィル競馬場の紹介 | |
写真協力:South Australia Jockey Club ●競馬場の概要 アデレード郊外にあるモーフェットヴィル競馬場において最初のレースが開催されたのは1875年のことです。それ以前もアデレード周辺では1851年に設立されたサウスオーストラリアンジョッキークラブ(SAJC)によって競馬が行われていました。 その後、不況や火事、戦争など不幸も続きましたが、1972年の薄暮レース開催の開始やスタンド等の施設拡充を経て、モーフェットヴィル競馬場は発展を遂げます。 2001年には当時州内で最高額の賞金レースであった40万豪ドルのマジックミリオンクラシック競走(現在は100万豪ドルに増額)が創設されました。また、2007年と2009年に近隣のビクトリアパーク競馬場およびチェルトナムパーク競馬場がそれぞれ閉場したため、2009年、両場から引き継いだレースを施行する目的でモーフィットヴィル競馬場に2つ目の馬場(内側の芝コース)が敷設されました。 モーフェットヴィル競馬場は名実ともに南オーストラリアを代表する競馬場です。 ●競馬場への行き方 モーフェットヴィル競馬場はアデレード市街地からも、アデレード空港からも、車で15分ほどの位置にあり大変アクセスしやすいです。 市街地のNorth TerraceやVictoria Squareからは、Moseley Square (あるいはGlenelg)行のトラムに乗って競馬場近くのMorphett Roadまで行くことが出来ます。また、アデレードメトロバスを利用しても競馬場周辺(Morphett Road)まで行くことも出来ます。 競馬場には2種類の左回りの芝コースがあります。内側のコースは一周2,100メートルで、ゴール前の直線は305メートルです。外側のコースは一周2,307メートルで、直線は340メートルです。その他にプロライド(Proride)という人工馬場を使用した調教コースも敷設されています。 コースの内馬場には湿地帯が設けられているのも特徴の1つです。
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●主要競走 秋(5月)には、シュウェップスオークス、UBETクラシック、グッドウッド、サウスオーストラリアダービーといった4つのG1競走が施行されます。 ●馬券 馬券一覧はこちら
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モーブレイ競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 モーブレイ競馬場は、タスマニアで2番目に大きな都市であるローンセストンの市街地から3キロほどの所に位置します。競馬場を運営しているのはタスマニアンターフクラブです。 ●競馬場への行き方 モーブレイ競馬場はローンセストン空港から車で15分、ローンセストン中心地からは北へ約5分の場所に位置しています。 左回りの芝コースは一周約1,830メートルで、ゴール前の直線距離は約230メートルです。 |
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●主要競走 毎年2月に行われている夏のレーシングカーニバルでは、ローンセストンカップおよびバモスSという2つのG3競走が施行され、モーブレイ競馬場は地元の人たちで賑わいます。 ●馬券 馬券一覧はこちら
2017年9月現在のデータです |
●馬券
Win | ウィン | 単勝 |
Place | プレイス | 複勝 |
Quinella | キネラ | 連勝複式 |
Exacta | エグザクタ | 連勝単式 |
Trifecta | トライフェクタ | 3連勝単式 |
First Four | ファーストフォー | 4連勝単式 |
Daily Double | デイリー ダブル | 指定された2レースの1着馬を当てる馬券 |
Running Double | ランニング ダブル | 連続した2レースの1着馬を当てる馬券 |
Quaddie | クワディー | 指定する4レースの1着馬を当てる馬券 |
Duet | デュエット | 3着までに入る2頭の組合せを当てる馬券(ワイド) |
Big Six | ビッグシックス | 指定する6レースの1着馬を当てる馬券 |