チリの競馬場
チリの競馬場
【チリの競馬】
チリにサラブレッドが輸入されたのは1830年代で、以降、英国式の競馬制度が取り入れられたり、クラブの創設が行われ、1900年代には近代競馬制度が整えられたといわれています。
チリの競馬シーズンは7月に始まり翌年6月までの1年間のサイクルで開催されます。
近年、いくつかの競馬場が閉鎖されたため、2017年現在、競馬開催を行っているところは首都であるサンティアゴの2ヶ所を含め、4ヶ所です。
日本との関係では、2001年にジャパンカップ・ダートに出走したリドパレスがチリ生産馬です。
チリ競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要
チリ競馬場はチリの首都サンティアゴにある競馬場で、チリにおける主要なダートコース競馬場として1906年にオープンしました。チリ三冠競走の第二戦セント・レジャーを含む複数のクラシック競走をダートコースで施行しています。●競馬場への行き方
チリ競馬場は、アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港(Aeropuerto Internacional Comodoro Arturo Merino Benítez)から東に約12kmのところに位置し、タクシーで25分ほどです。サンティアゴのダウンタウンから競馬場まではタクシーで20分ほどですが、バスやメトロを利用して行くこともできます。
●コース
競馬場にはダートコースが3つありますが、レースは外側のメインコースでのみ開催され、内側の2コースは調教用です。コースは三角の形をした左回りのコースで、メインコースは一周1,645m、ホームストレッチは365mです。
調教コースは、外側が一周1,547m、内側が一周1,471mです。
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●主要競走
5月 グラン・プレミオ イポドロモ・チリ(Gran Premio
Hipódromo)(G1) 2,200メートル 3歳以上 6月 タンテオ・デ・ポトランカス(Tanteo de Potrancas)(G1)1,500メートル 2歳牝馬 6月 タンテオ・デ・ポトリロス(Tanteo de Potrillos)(G1) 1,500メートル 2歳牡馬 9月 ミル・ギネアス(1000 Guineas)(G1) 1,600メートル 3歳牝馬 9月 ドス・ミル・ギネアス(2000 Guineas)(G1) 1,600メートル 3歳牡馬・牝馬 10月 グラン・クリテリウム(Gran Criterium-Mauricio Serrano Palma)(G1) 1,900メートル 3歳牡馬・牝馬 11月 セント・レジャー(St. Leger)(G1) 2,200メートル 3歳牡馬・牝馬 ●馬券 馬券一覧はこちら
2019年現在のデータです。 |
クルブイピコデサンティアゴ競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要
クルブイピコデサンティアゴ競馬場は首都サンティアゴの初めての競馬場として開設され、1870年9月20日に最初のレースが行われました。1923年4月7日に完成した現在のスタンドは、当時のフランス・ロンシャン競馬場のスタンドの外観を模したもので、2002年には歴史的建造物に指定されています。また、競馬だけでなく、コンサート会場としても頻繁に使用されています。 ●競馬場への行き方
サンティアゴ中心地からの交通はバスかタクシーとなります。所要時間はタクシーで15分から20分程度です。最寄りの地下鉄の駅はウニオンラティノアメリカかレプブリカですが、どちらからも徒歩30分程度かかります。●コース
コースはアメリカ大陸には珍しい右回りで、芝コースは一周2,400メートル。ダートコースは外回り、内回りがあり、それぞれの距離は2,100メートル、1,700メートルとなっています。
第一レースは14時前後で毎日通常20レース程度が行われ、最終競走の発走時刻は22時前後になります。メインとなる競走は季節によっても前後しますが、真ん中あたりの時間、17時か18時頃に行われます。 ●主要競走 10月 ナシオナル・リカルド・リオン 2000m芝 三歳牡牝 10月 エルエンサージョ・メガ 2400m 芝 三歳牡牝 (1873年に創設されたチリ最古の競走。それぞれ異なった競馬場で行われるチリ三冠競走の一つ) 12月 ラスオークス 2000m 三歳牝 ●馬券 馬券一覧はこちら
2017年7月現在のデータです。 |
バルパライソ競馬場の紹介 | |
●競馬場の概要 バルパライソ周辺においては英国系移民により南部のプラシージャで1864年に競馬が行われていましたが、定期的に競馬が行われるようになったのは1869年のこと。 そして、1882年には政府の認可を受け、バルパライソスポーティングクラブ(現:バルパライソスポーティング)が設立されました。 設立当初は1月から3月の下記にのみ開催が行われていましたが、1937年からは9月から12月が加わり、1945年からは通年開催を実施しています。 ●競馬場への行き方 バルパライソの中心地ソトマヨール広場からの交通はバスと徒歩で30分程度。タクシーで20分程度です。●コース 芝コースは一周2,090メートル。ダートコースは1,860メートル。それぞれ、直線の長さは約600メートル、幅員は22メートル。
競馬開催はほぼ全ての水曜日と、隔週月曜日が基本ですが、大きなレースがある場合等、日曜日に行われることもあります。また、例年、1月の第一木曜日にも開催が行われます。
一日のレースの数は日によって大きく異なり、一日10レースの日もあれば、ダービーなど大きなレースの行われる日には28レースが行われることもあります。レースの少ない日には夕方4時ごろから夜9時ごろにかけて、多い日には午前10時ごろから夜11時ごろまで行われます。
●主要競走
2月最初の日曜 エルダービー 2400m 芝 三歳牡牝 (当地で実施される唯一のG1競走で、ナシオナル三冠競走の最終戦。1885年創設)
2017年3月には南米諸国において持ち回りで開催されているラテンアメリカ大賞(第33回・芝2400メートル)が、初めてこの競馬場で行われました。
●馬券 馬券一覧はこちら
2017年7月現在のデータです。 |
●馬券
Ganador | 単勝 |
Segundo | 複勝(二着払い) |
Tercero | 複勝(三着払い) |
Quinela | 連勝複式 |
Quinela Place | 拡大馬連(ワイド) |
Exacta | 連勝単式 |
Trifecta | 三連勝単式 |
Superfecta | 四連勝単式 |
Doble de Mil | 二重勝 |
Triple | 三重勝 |
Mega Pick 6 | 六重勝 |
Doble Quinela | 二重連勝複式 |