海外競馬ニュース 2008年10月16日 - No.41 - 4
環境に優しいタンブラーの使用(イギリス)[その他]
競馬場へのケータリング(仕出し)業者レザビー&クリストファー社(Letheby & Christopher: L&C)は、環境に優しい生分解性(微生物分解性)のタンブラー(取っ手のない大型コップ)をチェルトナム、グッドウッド、ニューマーケットの各競馬場で使用することで環境保護に貢献する。
バイオパック社(Biopac)のタンブラーはコンスターチ(トウモロコシでんぷん)で作られ、100%生分解性で、破片で怪我することがなく、また堆肥化が可能である。
L&Cの競馬担当専務取締役ボブ・リーヴス(Bob Reeves)氏は、「我が社は、ニューマーケット競馬場において、従来のプラスチック製タンブラーで年間55万杯以上の飲み物を提供しました。たとえプラスチック製タンブラーがリサイクルされるとしても、このバイオパック社との提携によって、環境に対するプラスチックの長期的な悪影響をかなり減じることになるでしょう。バイオパック社のタンブラーは、これまでのプラスティック製のタンブラーに代わる信頼できる環境保護的な製品です。コストも半分以下で済みます」と語った。
[Racing Post 2008年9月14日「Tumblers that could save the earth」]