海外競馬ニュース 2009年04月02日 - No.13 - 2
ケンタッキーオークス、乳がん克服財団への協力キャンペーン を行う(アメリカ)

 5月1日のケンタッキーオークス(G1)において、チャーチルダウンズ競馬場とスーザンG・コーメン乳がん克服財団(Susan G. Komen for the Cure: SGKC)が共同して、乳がん研究を推進し社会的関心を高めるためのキャンペーンを行う。

 チャーチルダウンズ競馬場は、観客1人につき1ドル(約100円)をSGKCに寄付することによって[下限10万ドル(約1000万円)、上限13万 5000ドル(約1350万円)]、135回ケンタッキーオークス観客数の新記録達成を目指す(現在までの記録は11万1243人)。

 ケンタッキーオークスはSGKCと連携してさまざまなイベントを行う予定である。具体的には、SGKCの創立者ナンシー・ブリンカー(Nancy Brinker)氏の栄誉をたたえるイベント、ウィナーズサークルで乳がん克服者たちがオークス優勝馬を歓迎するイベント、出走牝馬が向こう正面の厩舎か らパドックまで本馬場行進する際の乳がん克服者のパレードおよびファッションコンテストである。

 競馬場は乳がんへの社会的関心を高める意思表示として、競馬ファンにはピンク色の服を着るよう求めている。

 イベントはケーブルテレビ局ブラボー(Bravo)により生放映される。

[thoroughbredtimes.com 2009年3月12日「Kentucky Oaks to raise funds for breast cancer」]