海外競馬ニュース 2009年04月30日 - No.17 - 2
チャーチルダウンズ競馬場の 夜間競馬開催計画(アメリカ)[開催・運営]
チャーチルダウンズ競馬場は来る春開催において、仮設の照明の下で夜間競馬を3日にわたって開催する計画を発表した。チャーチルダウンズ社 (Churchill Down Inc.: CDI)の役員によれば、その目的は夜間競馬に対するファンの関心度を把握することにある。
ケンタッキー州競馬委員会(Kentucky Horse Racing Commission: KHRC)は4月7日の会合において、同競馬場の計画を審査した。
CDIの副理事長ジョン・アッシャー(John Asher)氏は、「KHRCの承認を受けて照明設備を仮設して夜間競馬を3日開催し、ファンが将来たまに開催される夜間競馬を支持してくれるかどうか データやファンの声を集めます。その結果により、現行の競走日程に夜間競馬を加え、ファンへのサービスを充実させるべきか否かを判断します」と語った。
チャーチルダウンズ競馬場は、2009年6月19日(金)、26日(金)および7月2日(木)に午後6時から夜間競馬を開催することを計画している。各回とも11競走を施行し、午後10時45分〜11時終了を予定している。
CDIは今後10年間に1億2100万ドル(約121億円)の改修工事を実施する予定であり、その一環として照明を設置することを検討していたが、予算 の調整がつかず常設照明設備の設置案は却下されている。ターフウェイパーク競馬場がケンタッキーで唯一、夜間照明が設置されているサラブレッド競馬場であ る。
By Tom LaMarra
(1ドル=約100円)
[The Blood-Horse 2009年4月11日「Churchill Downs Wants Night Racing」]