2009年7月29日のサラトガ開催オープニングデイは、場内馬券売上げ、場外を含む賭事総売上げ、入場者数がともに増加した。
場内馬券売上げは、2008年の281万3982 ドル(約2億8140万円)から29.8%増の365万1222ドル(約3億6512万円)となり、賭事総売上げは2008年の1143万1846ドル (約11億4318万円)から24.4%増の1421万6133ドル(約14億2161万円)となった。
2008年のサラトガ開催オープニングデイは雨天開催で、入場者数は1万8127人であったが、今年は40.4%増の2万5444人となった。
ニューヨーク競馬協会(New York Racing Association:NYRA)のチャールズ・ヘイワード(Charles Hayward)理事長は、次のように語った。「オープニングデイは大成功でした。前年比約30%増の場内馬券売上げと24.4%増の賭事総売上げは、賭 事商品の強みを証明しており、天気も申し分ありませんでした。不況下で逆風が吹いている中でも、サラトガ開催オープニングデイは入場者数2万5444人 で、そのブランド力を示しています」。
サラトガ開催6日間好調に推移
2009年サラトガ開催の第1週目の6日間は前年同期と比べると、入場者数は1日平均2万3753人の13.5%増、場内馬券売上げは322万5357 ドル(約3億2254万ドル)で5%増、場外を含む賭事総売上げは1458万7773ドル(約14億5877万円)で1.1%増加した。
ヘイワード理事長は、「2009年のサラトガ開催は出走馬に恵まれたばかりでなく、馬券発売窓口においても幸先の良いスタートを切りました」と述べた。
(1ドル=約100円)
[thoroughbredtimes.com 2009年7月29日「Handle, attendance rise on opening day at Saratoga」][thoroughbredtimes.com 2009年8月3日「NYRA reports strong Saratoga start」]