海外競馬ニュース 2010年03月25日 - No.12 - 1
ケンタッキーダービー博物館、4月18日に再オープン予定(アメリカ)[その他]

 ケンタッキーダービー博物館(Kentucky Derby Museum)は、4月18日に再オープンする予定である。ルイビルのチャーチルダウンズ競馬場に隣接した同博物館は、2009年8月4日に床上8〜10インチ(約20.3〜25.4 cm)まで浸水する洪水被害を受け、展示スペースを修復するために総費用550万ドル(約5億5000万円)の改装が施された。

 同博物館は11の新設スペースを含む36の展示スペースから成る。博物館ツアーは通常、一番新しいケンタッキーダービー勝馬の栄誉を讃える展示品から始まるが、博物館再オープン後の2週間、ロビーでは8月の洪水の影響についての記録が紹介される。

 新しい展示スペースの主要テーマの1つは、同博物館の“これが私のダービー(It’s My Derby)”であり、ダービーの歴史を人々の経験を通して振り返っている。自身のダービーに関する思い出を投稿する場合は、www.derbymuseum.org/itsmyderby にアクセスされたい。

 展示品の半分以上は、完全に新しいものまたはさまざまな展示方法と卓越した技術を駆使して作り直されものであるが、「バラの壁(the rose wall)」や映画「グレーテストレース(The Greatest Race)」のような馴染みのある展示品は元のまま展示されている。

[Thoroughbred Times 2010年2月6日「Kentucky Derby Museum plans April 18 reopening」]