海外競馬ニュース 2010年01月28日 - No.4 - 2
ケンタッキーダービーとオークスの前売り馬券の発売日決定(アメリカ)[開催・運営]

 チャーチルダウンズ競馬場は、2010年のケンタッキーダービー(G1)については3回、ケンタッキーオークス(G1)ついては1回、開催前にユニークな前売り馬券を発売する。

 ケンタッキーダービーの単勝と馬単の前売り馬券は、2月12日〜14日、3月5日〜7日および3月26日〜28日の3回発売される。ダービーとオークスの前売り馬券は、それぞれ3日単位でプール(3日間で投票を締切り、払戻金を計算)される。2009年はこれらの2つのレースへの前売り賭事プールは各回4日間単位で実施されていた。

 5月1日開催されるケンタッキーダービーを対象とした馬単馬券は、2年連続で発売されることになる。

 ケンタッキーオークスを対象とした前売りは、単勝馬券のみで、3月5日〜7日に発売される。

 いずれの競走に関しても、個々の特定馬23頭と、それ以外の3歳馬の集団を馬券の対象として選ぶ。すなわち、24の選択肢がある。すべての馬券は最低発売額は2ドル(約200円)で、投票馬が出走しない場合でも返金されない。

 前売り馬券は、正午から午後6時(オークスは午後6時半)まで発売される。

 チャーチルダウンズ競馬場のケヴィン・フラナリー(Kevin Flanery)場長は、次のように述べた。「2009年の競走結果はとにかく、ケンタッキーダービー&オークスの馬券がどれだけ予測できないエキサイティングなものかを証明しました。ダービーでは単勝51倍の大穴のマインザットバード(Mine That Bird)が優勝し、3回のダービー前売り発売において“それ以外の3歳馬の集団馬券”が的中馬券となりました。そして本命のレイチェルアレクサンドラは、オークスの前売り賭事プールにおいてだけは2番人気であったので、賭事客にとってはまさに掘り出し物でした」。

 「2009年、馬単馬券がダービーの前売り馬券に加えられ、歓迎されました。また、2010年に予定されているダービー&オークスの以前より短い3日間の前売り期間は、賭事客のより濃密な注目を集め、新たな興奮を作り出し、現在では両競走の伝統の一部となっている賭事を経験することの楽しさを追加するでしょう」。

[thoroughbredtimes.com 2010年1月14日「Dates set for Derby, Oaks Future Wager pools」]