チャーチルダウン競馬場の役員は1月14日、チャーチルダウンズ競馬場で5月6日に開催される第137回ケンタッキーオークス(G1)の賞金額が100万ドル(約1億円)に倍増されると発表した。
ケンタッキーオークスは、賞金額200万ドル(約2億円)のケンタッキーダービー(G1)とともに、チャーチルダウンズ競馬場の春開催において合計で732万5,000ドル(約7億3,250万円)の賞金が拠出される25のステークス競走を代表する。39日間の春開催は、まず4月30日(土)のケンタッキーダービーウィークのナイター競馬から始まり、7月4日(月)の独立記念日の開催で締めくくられる予定である。
この記録的な賞金によって、ケンタッキーオークスは米国における競走距離1,800 mの3歳牝馬限定レースの中で最も賞金が高額のレースとなるだろう。この賞金増加は、オークス開催日に施行されるステークス競走6レースの総賞金額を200万ドル(約2億円)にまで押し上げるのに一役買うだろう。この総賞金額はG1競走3レースを含む6つの重賞競走を施行するケンタッキーダービー開催日の総賞金額340万ドル(約3億4,000万円)の次に高額である。
チャーチルダンズ競馬場のケヴィン・フラナリー(Kevin Flanery)場長は、声明において次のように述べた。「近年施行されたケンタッキーオークスは素晴らしい発展を遂げ、ブラインドラック(Blind Luck)が優勝した2010年の開催は本当に華々しいものでした。2010年のオークスは11万6,046人の入場者数を記録し、オークス競走だけで記録的な1,060万ドルの賭事が行われました。そしてオークス当日には総額3,060万ドルの賭事が行われ、前年より20%もの増加でした」。
「中止に追い込まれているステークス競走もあり、賞金レベルに若干の下方修正がなされているステークス競走もありますが、私たちのステークス競走の全体スケジュールは強力であり魅力的なものです。そして私たちの"ビッグイベントデー"であるケンタッキーダービー、ケンタッキーオークスおよびスティーブンフォスターH(G1)は、あらゆる方面の競馬関係者に素晴らしいチャンスを与える一連のステークス競走の中でも代表的なものです」。
By Blood-Horse Staff
(1ドル=約100円)
[bloodhorse.com 2011年1月14日「Kentucky Oaks Purse Doubles to $1 Million」]