第2回エディンバラ・ウーレンミル・アルティメット・レディーズナイトが開催されることから、カーライル競馬場の検量室は8月6日夜、男子禁制の場所となるだろう。

　昨年の第1回開催を関係者全員が大成功と賞賛したレディーズナイトは、6レースで構成され、騎手は女性に限定される。そして今年最多の約8000人の入場者を集めることが期待されている。

　地元のファンだけではく、この競馬番組は調教師と馬主からも評判が良く、1レースを除いた全レースに12頭以上が登録され、また最大出走頭数を超えるために3レースで登録馬を出走から除外しなければならなかった。

　カーライル競馬場のリチャード・クレメンツ（Richard Clements）場長は8月5日、「出馬投票も多くあり素晴らしかったです。これはユニークなイベントであり、いつも競馬場に来るわけではない人々に来場の機会を与えます」と語った。

　エイミー・ライアン（Amy Ryan）、ジュリー・バーク（Julie Burke）およびカースティ・ミルクザレク （Kirsty Milczarek）というような騎手が皆参加し、一方障害競走のトップ女性騎手であるルーシー・アレクサンダー（Lucy Alexander）騎手も平地競走の騎手として5レースに騎乗する。

　ケリー・ハリソン（Kelly Harrison）騎手も5レースに騎乗予定であり、次のように語った。「カーライル競馬場で騎乗することを本当に楽しみにしています。昨年の第1回開催は素晴らしく、このユニークなイベントが、エデンバレーホスピス（Eden Valley Hospice）への募金集めと同時に、女性騎手の実力を披露し、より多くの女性の競馬への参入につながることを望んでいます」。

　レディーズナイトは目玉イベントとなっており、クレメンツ場長は、「月曜の夜の開催に多くの人々が集まることは素晴らしいことです。観客は70対30で女性のほうが多いだろうと私は思います」と語った。

　競走終了後には、恒例の女性および男性のベストドレッサー賞、ベストハット賞のほか、ポップグループのウエストライフおよびテイクザットのトリビュートバンドによるショーや地元バンドのソウルシティウォーカーズが観客を楽しませることになるだろう。

By Lewis Porteous

［Racing Post 2012年8月6日「It’s girls’ night out at Carlisle with top female riders on show」］