エディー・アハーン(Eddie Ahern)騎手は、約6年間働きかけた結果、リングフィールド競馬場が平地騎手のための障害競走開催を決定したことを歓迎した。
この3200 mのハンデキャップハードルは、同競馬場の11月13日の障害開催日に施行される。この日の午後は全天候型馬場のレースが行われないことから、この日程が選定された。
熱狂的な障害競走のファンであるアハーン騎手は、グロスターシャー州のセバーン川周辺で正月に開催される伝統的なクロスカントリー、ゴールデンバトンチャレンジを制しており、2006年にヘイドック競馬場で平地騎手対障害騎手のハンデキャップ競走が最後に開催されて以来、この構想を検討するようリングフィールズ競馬場の職員に求めていた。
ハードル競走に3回騎乗したが、まだ勝利を収めていないアハーン騎手は、「私はそれを本当に楽しみにしています。平地騎手に限定されていることは素晴らしいです。障害騎手と戦うことがないのですから」と語った。
ジム・クローリー(Jim Crowly)騎手、ファーガス・スウィーニー(Fergus Sweeney)騎手およびサム・ヒッチコット(Sam Hitchcott)騎手がこのレースへの参加に興味を示しているが、ヘイリー・ターナー(Hayley Turner)騎手は参加騎手リストには加えられないだろう。
ターナー騎手は、「素晴らしい構想であり、これまでとは趣の違う企画ですが、騎乗する勇気がありません。参加したいのはやまやまですが、怪我をしたくはありません」と語った。
このレースは、3歳以上で0から110までのレーティング馬を対象とし、通常は出走頭数上限が20頭であるが、騎手に経験者が少ないことから14頭になる。
馬場取締役のニール・マッケンジー-ロス(Neil MacKenzie Ross)氏は、次のように語った。「私たちはリングフィールド競馬場の障害開催日にこのレースを設定できたことに満足しています」。
「参加を希望する騎手は障害馬の調教に立ち合うことができ、調教師も彼らのために適した馬を騎乗させることができるでしょう。レースは接戦となり面白いものになると確信しています」。
By Graham Green
[Racing Post 2012年8月31日「Lingfield to stage hurdle race for Flat jockeys in November」]