海外競馬ニュース 2012年01月19日 - No.4 - 4
サンチャリオットSを3勝したサプレザ、社台ファームに繁殖入り(日本)[生産]

 ロドルフ・コレ(Rodolphe Collet)調教師は、サンチャリオットSを3勝したサプレザ(Sahpresa)が吉田照哉氏の社台ファームに繁殖入りすることを発表した。

 6歳牝馬サプレザは最終出走となる香港マイル(G1)で8着だったが、コレ調教師はただ彼女の健闘を称えた。

 コレ調教師は12月17日、「彼女は最終出走で本来の走りを見せませんでしたが、この数年において彼女は最高の走りを見せてくれ、がっかりさせられたことは一切ありませんでした」と述べた。

 サプレザは多くの遠征をし、重賞を5勝しており、レコードブックでの彼女の地位を強固にしたのはニューマーケット競馬場のサンチャリオットS(G1)における史上初の3連勝であった。

 コレ調教師は12月17日、「サプレザは私たちを遠い国まで幅広く連れて行き、私にとってのG1初勝利をもたらしてくれました。彼女がいなくことで心にぽっかりと穴が開きますが、また彼女のような牝馬に出会えることを望んでいます」と付言した。

 サプレザは2011年にほぼ間違いなくピークを迎えており、後にG1勝馬にもなった若いライバルのムーンライトクラウド(Moonlight Cloud)にシーズン緒戦で完勝したが、ロトシルト賞(G1)とジャックルマロワ賞(G1)でゴルディコヴァ(Goldikova)にそれぞれ短クビ差とハナ差で敗れていた。

By Scott Burton

[Racing Post 2011年12月18日「Triple Sun Chariot winner Sahpresa retired to Stud」]