ゴフス社(Goffs)は来年のロイヤルアスコット開催前日に、2歳の優良馬と厳選された現役馬の新しいセリを開催する。
このゴフス社ロンドンセールは、2014年6月16日(月)にケンプトンパーク競馬場で開催される。
シャンパンレセプションにより開始される展望レストランでのランチタイムセールに先立ち、2歳馬はポリトラック馬場で展示走行する。
ゴフス社のCEOヘンリー・ビービー(Henry Beeby)氏は、このセールの立上げについて次のように語った。「最近多くの人々がロンドンセールについて話していますが、正式に発表いたします」。
「ゴフス社ロンドンセールは、最も権威ある競馬開催前日に馬の質に重点を置いて行います。クラシック競走を目指して生産された一握りの2歳馬と、ロイヤルアスコット出走登録馬も入っているかもしれない高レーティングの選り抜きの現役馬をセールに登場させ、ロイヤルアスコット開催の盛大な幕開けとします」。
「実際に、このセールはロイヤルアスコット開催のように量より質を重視したものなので、ちょっとしたショーとなることを保証します」。
このセールのニュースは、モックラーシル社(Mocklershill)のウィリー・ブラウン(Willie Browne)氏やバンシャハウスステーブル(Bansha House Stable)のコン・マーナン(Con Marnane)氏などの主要コンサイナーをはじめとする競馬産業内の人々からの支持で迎えられた。この構想は、アガ・カーン殿下(Aga Khan)のギルタウンスタッド(Gilltown Stud)のマネージャーであるパット・ダウンズ(Pat Downes)氏からも称賛された。
なお、ゴフス社“レディ・トゥ・ラン”セールと名付けられて今年ケンプトン競馬場で開催された2歳ブリーズアップセールは、2014年は開催されない予定である。仕上がり早の2歳馬を望む人々には、ドンカスター競馬場で開催される4月のDBSブリーズアップセールにおいて販売の場が提供されることとなる。
By Katherine Fidler
[Racing Post 2013年8月17日「Goffs announce new London Sale for 2014」]